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2011年2月 1日 (火)

2011.2.1 天才チェリスト2人によるMichael Jackson"Smooth Criminal"二重奏

「Stjepan Hauser and Luka Sulic - Smooth Criminal」

佐々木俊尚氏のツイッターで知った映像。

映像もドラマ仕立てで、1人の女性を取り合う2人のイケメンチェリストという設定。

「すげぇ、弓の毛がズタズタや!あんなに弾いたら、こうなるんか!」と思っていたら、弾く前からズタズタだった。あれも演出なのね。

実は、コントラバス3重奏くらいで"Bad"をやりたいのだ。

7月の演奏会に使いたいのだ。

楽譜作らんといかんけど。

(誰か作ってくれたら2万円で買います。弾ける楽譜じゃないとダメよ)

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Bookレビュー2011-6 『シェア <共有>からビジネスを生み出す新戦略』

『共有』と『コラボ消費』についての書籍。

これまでの生産者とマスメディア主導による『ハイパー消費社会』から脱却し、消費者と消費者のつながりが主導となり、「節約」と「助け合い」による『共有』『コラボ消費』の時代が既に到来しているという。それを可能にしたのは、インターネット上のコミュニティだ。

そもそも我々は、ほとんどのモノは「使いたいときに使いたい」だけであって、「買って家においておきたい」のではない。つまり「所有したい」のではなく、「利用したい」だけだ。であれば、使わないときは、誰かに格安で貸してあげてもいい。でも、これまでは「貸して欲しい人」を探すのが大変だった。ここで、インターネットが「貸してもいいよという人」と「貸して欲しい人」を結ぶ役割を果たすことになる。これは別に「売ります」「買います」でも良い。

「ひたすら生産者がたくさん作ってたくさん売る」のではなく、「それぞれが必要なときに、みんなが必要なだけ使えれば、それ以上は必要ない」という状況は、消費者にとっては経済的で、しかもサスティナブルだ。

また、重要なのは、そこで生まれるのが「単なる消費」ではなく、「人間的なつながり」であるということだ。企業が不特定多数に販売しているのとは違い、個人と個人が信頼に基づいて行動することになる。

そもそも「消費者」という言葉自体が「買って、使って、捨てる」という行動を想定している。「借りて、使って、貸す」とか、「もらって、使って、あげる」という行動をとる場合は、新しい言葉が必要かもしれない。

ただ、それは決して新しい概念ではあい。結局のところ、それは「ご近所づきあい」のようなもので、インターネットによって、「世界中がご近所」になったということだろう。

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2011年2月 2日 (水)

2011.2.2 お嫁様の名言 その7&8 (寝言編その5&6)

その7「チョー有名な、なんとかが、毎回出てきて…」(寝言)

 

その8「うーん、そうよねー、面白いねー、…どう思いますか」(寝言)

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2011年2月 3日 (木)

2011.2.2 お嫁様が『glee』にハマるの巻

楽天市場内 『glee』1話 無料視聴サイト

 

田舎の冴えない高校生が、踊る合唱部に入る、というアメリカの青春ドラマ。

なかなか楽しいドラマなのだけど、お嫁様がハマってしまい、昨日は1話から6話までの「歌のシーン」を全部僕に見せるという暴挙に出た。

途中から寝たけど。

いや、確かに面白いし、歌のシーンは最高だ。

でも、「全部レンタルで見てから、DVD-BOXを買うかどうか決める」っておかしくないか?

買うなら先に買えばいいのに…。

 

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2011.2.3 相撲の八百長の経済学

はっきり言ってどうでも良いのだけど、相撲の八百長が報道されている。

これについては、2006年に日本で翻訳出版された『ヤバい経済学』で指摘されていたので紹介しよう。

この本で指摘されていたことは大きく2点ある。

1つは、「勝ち越しか負け越しか」という勝負(相撲は15試合するらしいので、つまり7勝7敗という状況)のとき、その力士が次の試合で勝つ確率は、統計的に8割ほどに跳ね上がっているという。

普通に考えたら、7勝7敗という実績からして、次の勝負に勝つ確率は5割くらいのはずだ。

それなのにいきなり勝率が8割になるのは、火事場の馬鹿力とか、ここぞというときの執念とか、秘められた力が発揮されたとかだと美しいが、たぶん、残念ながら、八百長なのだと本書では推測している。つまり、わざと勝たせているのだ。

それはなぜか、というのが2点めの指摘で、その15試合目で戦った相手との次回の勝負の勝率が、統計的に3割くらいだというのだ。

勝ち越しか負け越しかの運命を分ける15試合目だと8割勝てるのに、次回にいきなり勝率が5割もダウンするなんてことがあるだろうか?

ええ、つまり、この統計から推測されるのは、「今回はオレに勝たせてくれよ、次回は負けてやるからさ」という八百長なわけだ。

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2011.2.3 就活の早期化・長期化というけれど

なんかいろんなことがあった挙句、来年度の就職活動における企業側の受付開始は12月スタートということになりそうである。

これまでより2ヶ月遅くなる。

なぜかというと、就職活動の早期化・長期化に歯止めをかけたいらしい。

おいおい待て待て。

問題を混同していないか?

 

まず、早期化の何が悪いのか?

早く始まって、早く終われば、別に良いはずである。

むしろ、早く将来のプランが立つので、就職に向けた準備や勉強もしやすいと思う。

 

次に、なぜ長期化するかというと、なかなか決まらないからだ。

そう、別に開始を遅くしても、決まるまでは終わらない。

どうも今の議論は、「就職活動開始から大学卒業まで」の期間の長期化であって、「就職活動開始から就職決定まで」の期間ではない。

 

一方で、卒業後3年以内は新卒扱いにしよう、という動きがある。

つまり、卒業しても、さらに就職活動が続く(またはすでに続いている)ことを想定しているわけだ。

在学中から通算すると4年半である。

これは長期化ではないのか。

 

就職活動の長期化を問題にするならば、「開始から終了まで」を問題にするべきのはずだ。

つまり、「なかなか決まらないからずっと続ける(または途中であきらめる)」という状態から、「どこかのタイミングでどこかに決める」という状態に転換する必要がある。

 

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2011年2月 5日 (土)

Bookレビュー2011-7 海老原嗣生『2社で迷ったらぜひ、5社落ちたら絶対読むべき就活本』

ドラマ化もされた転職マンガ『エンゼルバンク』の主人公のモデルとなった人の著書。

就職におけるギャップや、業界、企業別の性質について解説している。

特に、「仕事内容で会社を選ぶな、会社(社風)そのもので会社を選べ」という主張は、納得感がある。

だって、「仕事内容が採用を決める」のではなくて、「会社が採用を決める」のだ。この原因は、入社後の仕事内容が未定のまま採用されることにある。

一方、中途採用は、仕事内容が決まって募集されている場合が多いので、仕事内容で会社を選ぶことが多くなるだろう。

この「仕事内容」と「会社(社風)」の間に位置するのが「事業内容」で、これが就職活動における核になると、個人的に思っている。

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2011.2.5 うま辛 ラー油ふりかけ

いわゆる「食べるラー油」ブームにはアンチなのだけど、これは久々にヒットした調味料。

原料に、ごま、にんにく、たまねぎ、大豆、唐辛子、味噌、ラー油、鰹節、醤油などが含まれていて、けっこう奥深い味。

単に「ふりかけ」としてご飯にかけるだけじゃなく、スープ、肉料理、サラダなど、幅広く使える。

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2011年2月 6日 (日)

2011.2.5 演奏会終了と、とても良い出会い

賛助出演の演奏会が終わった。

これでちょっと落ち着くかと思っていたが、昨日、別件で忙しくなりそうな予感がする動きが見られたので予断を許さない。

 

一緒に賛助出演した音大生(男)が、とても良い人だった。

「真面目」とか「礼儀正しい」とか「優しい」とか「気が合う」とは違う。

でも、本当に良い出会いだった。

明日は音大の実技試験だそう。

今日の13時からリハーサルをして、21時に演奏会が終了した。23時に家に帰り、スタジオで日付が変わって3時まで練習して、10時に試験らしい。

なのに、別れ際に「お気をつけてお帰りください」とか言うのだ。

普通、言わないぞ、21歳で「お気をつけて」なんて。

どうか、単位が取れますように。

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2011.2.5 合成音声という革命と課題

サイエンスZERO(2011.2.5放送)

「ヒット連発!あのボーカルソフトの秘密」

http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp334.html

 

合成音声についての特集。

細かい技術はおいておいて、「少しの音声サンプルがあれば、その人の歌声でどんな歌でも再現できる」というレベルまで来ているらしい。

番組では、安めぐみが5曲くらいの童謡を収録し、そのデータを使って「安めぐみが歌う大塚愛の曲」などを合成していた。

 

一方、番組でも指摘されていたが、これは結構、技術面以外の問題が山積みだ。

 

まず、著作権の問題がある。

たとえば「安めぐみの声のサンプルを使った歌声を組み込んで小室哲也が作った曲」は、安めぐみに著作権はあるのだろうか。

つまり、「声」は著作物なのだろうか。もちろん、「安めぐみが話した言葉や、歌った歌」は著作物だ。しかしサンプルを利用した合成音の場合、「安めぐみの喉の振動から生み出される音波は、安めぐみの著作物か」という問題になる。

これまでは、その人の声は本人からしか出なかったので考える必要がなかったが、今後はそうもいかなくなる。

 

また、「なりすまし」の問題がある。

合成音声技術によって、声のサンプルさえあれば、どんな発言も偽造することができる。

電話や録音などの場合、「それが本当に本人か?」という確認が非常に困難になる。

たとえば「本人の音声を使ったオレオレ詐欺」など、犯罪への流用も考えられる。

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Bookレビュー2011-8 常見陽平『脱アコガレ!これが真実のマスコミ就活だ!!』

自身の広告代理店勤務・広報担当者・作家・ライターとしてマスコミと関わった経験と、採用コンサルタントとしての経験に基づいたマスコミ就活についての本。出版業界に重点をおいて書かれている。

特に興味深かったのが、1章と7章。

1章は、マスコミ業界全体の斜陽っぷりが生々しく書かれている。

特に、新聞発行部数が1世帯1部を割り込んだというのは、なかなかインパクトがある。

7章は、出版社に内定をもらった学生2人の体験記で、かなりの分量がこれに割かれている。

そして、この2人の文章がとても良い。内容がではなく、「文章」が良いのだ。

具体的にいえば、「自分の言葉」で「自分の考え」を「わかりやすく」書いている。

なるほど、出版社に就職できる人というのは、こういう人なのか、という参考になる。

 

以下、この本の書評ではないけれど、出版社希望の学生がこの記事を読んだときのために出版業界について書いておこう。

個人的な考えだけれど、これからの出版に必要なのは、「脱、紙」「脱、文章」だ。

これまでは、紙に文章を書いて印刷することが、もっとも早く、もっとも安く、もっとも容易に物事を伝える手段だった。

でも、すでにそういう状況ではない。

オンラインこそが、もっとも早く、もっとも安く、もっとも容易に物事を伝える手段である。

そしてオンラインでは「紙という媒体」の制限を受けない。オンライン上の媒体は「ビット」であり、ビットに変換できさえすれば、なんでも良いのだ。

そのような時代において、なんでもかんでも「紙で」「文章で」表現しよう、というのは、あまりにも現実から乖離している。

そこには、映像や音楽、またもっとアクティブな読書体験(例えば読んでいる人によってストーリーが変わる)というのも含まれるべきだろう。

それは、もはや映画やゲームと同義と言っても良い。

 

一方、「物質(紙や、紙以外)で表現されるべき書籍」とは、詰まるところ「雑貨」でしかありえない。

雑貨的な書籍とは、「本質はその内容でだけはなく、それがそのように存在していることに意味がある」というような書籍だ。

簡単な例でいえば、「象の形をした象の絵本」のようなものがあり得る。

これと同様に、「本の形をした本」というのは極めて雑貨的だ。

これが、「本はやっぱり紙だよね」と言っている人がいる理由だと、僕は考えている。

とはいえ、「象は象の形をしている」という認識は永久不滅だが、「本といえば本の形(紙がたくさん重なっている形)をしているものだ」と考える人口は今後、どんどん減っていくだろう。

また、雑貨というのは、効率や利便性からひどくかけ離れた存在である、という点に注意しなければならない(一部のプロダクトデザインを除いて)。

たとえば、象の絵本を象の形にするより、普通の立方体にしたほうが、製造コストも輸送コストも圧倒的に安い。それなのに、雑貨的であるために、わざわざ象の形にしているわけだ。

つまり、雑貨は、役に立たないわりに高い。だから、役に立つことを期待されている書籍(実用書や、ビジネス本)には全くそぐわない。

一方、小説や絵本などは、その世界観を表現するために、物質を媒体とする必然性はあるだろう。

それでも、その小説や絵本が、「紙に書かれなければならない理由」も「文章で書かれなければならない理由」もない。

つまり、出版はもっと自由であるべきで、そういう意味では可能性にあふれている、というのが僕の意見である。

 

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2011年2月11日 (金)

2011.2.11 再び常見陽平氏にブログを取り上げていただいた

常見陽平さんに、またブログで取り上げていただいた。

 

【試みの水平線-『これが真実のマスコミ就活だ!』のレビューが】

http://blog.livedoor.jp/yoheitsunemi/archives/51329388.html

 

取り上げられた記事はこれだ。

【Bookレビュー2011-7 常見陽平『脱アコガレ!これが真実のマスコミ就活だ!!』】

http://essere.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/book2011-7-3ce7.html

 

常見さんのTwitterのフォロワーが7500人くらいいるため、アクセスが急に増えたので気付いた。

ある程度、論理的に段階を踏んだ文章にしておいてよかった。それでも飛躍があるから、読んだ人は意味わかんなかったかもしれない。

「Q:私は出版社で働いているのですが、文章で表現されない小説って、例えばどんなもののことを言っているのですか?」

と質問コメントが来たら、

「A:それを考えるのが、あなたの仕事ではないですか?」

と答えようか、と思っています(つまり、訊くな、ということ)。

 

ちなみに明日、常見さんは一色清氏、田原総一郎氏、城繁幸氏(『若者はなぜ3年で辞めるのか』著者)と一緒に、Ustream番組に出演されるらしい。

「報道ステーション」の印象のせいで、一色さんってあまり好きではないのだけど。

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2011.2.11 採用されるアルバイト応募 その1 応募編

今日は祝日だ。普段、祝日で仕事が休みの日がほとんど無いので、時間を持て余している(土日は忙しいから持て余さない)。

そこで、アルバイト応募について詳しく書いてみようと思い立った。

というのは、今はけっこう、アルバイトで採用されるのも厳しいのではないか、と思うからだ。

僕は、これまでアルバイト採用で履歴書を数百枚見たし、面接も数十人した。また、僕自身が転職活動を3回、たぶん合計したら150社くらいに応募したし、70社くらい面接をした。また最近、お嫁様(妻のことです)が転職するというのでアドバイスをしたところ、幸いにも1社目で採用になった。

まぁ、そんな経験も含めつつ、このブログならではの珍しい意見を書けたらいいな、と思う。一般的に言われているようなことは書かないから、そういう部分について期待しないように。

(もちろん正社員とも共通する部分があると思うが、正社員採用は難易度が高いので、ブログタイトルに安易に「採用される」なんて付けるほど無責任ではないというだけ)

 

さて、まずは応募編だ。つまり、どういう求人に応募したらよいか、である。

そもそも論として、アルバイト募集の人数には限りがある。つまり、「募集人数」までしか採用されない。これを忘れてはならない。つまり、落選したからと言って、原因が自分にあるとは限らない。

今の僕の職場の場合、1人枠のアルバイト募集に50人くらいの応募がある。どんなに優秀な人がたくさん応募してきても、そもそも1人分しか仕事が存在しない。つまり49人が落選するのはその時点で決まっているのだ。

また逆に、優秀すぎて採用しない場合もある。「この人にウチみたいな時給で働かせるのは申し訳ない」とか、「きっとウチよりもっと良い仕事が見つかるだろう」という人がけっこういる。個人経営ならこういう人を採用しても簡単に待遇を向上させられるが、組織が大きくなると待遇面が制度化してしまうので採用されにくくなる。

なので、実力には自信があるが、自分に見合った仕事がなかなか見つからないという人は、零細企業やベンチャー企業に応募すると良いかもしれない。本当に実力があるなら、自分の力で業績が上がるはずで、それに伴って待遇も良くなるはずだ。

また、通勤時間や通勤費用も意外と重要だ。近ければ、急な病欠などで欠勤が出た場合に「ごめん、ちょっと出勤してよ」と言いやすいなどメリットが大きい。また、月に8000円程度の通勤手当でも、年間だと10万円にもなる。これは経営側からすると大きなコストであり、少々仕事ができなくても、通勤手当がいらない人のほうが良い場合もある。

 

それらを踏まえた上で話を進めるが、アルバイト募集には、大きく2つのパターンがある。

<1.誰でも良い>

<2.誰でも良いわけではない>

<1.誰でも良い>というのは、「軽作業」みたいな、なんか漠然とした仕事内容が書いてあって、「簡単なお仕事です!」とか書いてあるヤツだ。この場合、別に誰でも良いので、落選する理由としては、「応募人数が募集人数より多かった」しかない。つまり、応募人数がもっと少なければ、受かったはずだ。だから、落選した場合、「ああ、仕事を探している人がいっぱいいるのだな」と思うと良い(これはこれで重要な情報である)。

つまり、対策としては、たくさん応募することだ。もし、こういう「誰でも良い仕事」にいくら応募しても採用されない場合は、社会人として問題があるのだと思う。他人の意見を聞いてみることをオススメする。

 

一方、<2.誰でも良いわけではない>場合は、求人に具体的に仕事内容が書いてあるはずだ。書いてある仕事内容が具体的であればあるほど、求めている人材も具体的に決まっている。

例えば「販売」と書いてあるか、「雑貨の販売」と書いてあるか、「子供向け雑貨の販売」と書いてあるか、「子供向け雑貨の接客販売」と書いてあるかで違う。まぁ、求人広告は枠が限られているから、詳しく書きたくても書けない場合もある。

何にせよ、詳しく書いてある求人ほどターゲットが絞られている。つまり、自分がターゲットの範囲にいないなら、応募してもムダだ。どんなにたくさん応募があっても、ターゲット範囲からの応募がない場合は、面接すらしない可能性もある。面接というのは採用側からするとかなり時間的コストがかかるからだ。

一方、ターゲット範囲に自分がいると思えば、応募すべきである。なぜなら、競争率が意外と低いからだ。僕の職場で出している求人の場合、応募は50人くらいでも、ターゲット範囲にいる人は5人前後であることが多い。つまり、<1.誰でも良い仕事>と比べれば競争率は10分の1だということ。

ということは、自分が「採用側にとってターゲット範囲にいるか」という客観性が必要だ。

さきほどの例で言うと、「雑貨の販売」という求人ならば「スーパーでレジの経験がある」という人はターゲット範囲にいると考えられるが、「子供向け雑貨の接客販売」という求人だと範囲外だ。一方、「保育士」とか「子供向け英会話教室」などの経験者がターゲット範囲内になる。

重要なのは、”たとえ同じ仕事内容だとしても”、「雑貨の販売」と書いてあるか「子供向け雑貨の接客販売」と書いてあるかで、採用側が求めているターゲットが違うという点である。

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2011.2.11 採用されるアルバイト応募 その2 問い合わせ編

さて、応募したい求人が決まった。すぐに応募するなら良いが、聞きたいことがあるかもしれない。

そこで問い合わせについて書こう。

まず、「求人内容を見れば明らかなこと」を問い合わせるのは非常にマイナスである。

例えば「○月○日必着」と書いてあるのに「まだ受付してますか」と聞く人がいる。

または、「履歴書送付、事前連絡不要」と書いてあるのに、「履歴書をお送りいたしますのでよろしくお願いします」と電話してくる人がいる。(「送ったのですが、届いたでしょうか?」は良い)

こういう問い合わせで感じるのは、「ああ、この人は日本語が読めないのだな」ということ。たぶん、仕事でメモを残してもちゃんと伝わらないだろう、と思わせる。テキストベースでコミュニケーションできない人は厳しい。

その時点で「不採用です」と言いたいくらいであるが、ネットで炎上したら嫌なので言わないだけだ。

さらに、企業ホームページに書いてあることを質問するのも同様にマイナスだ。こういう人は、自分で努力もせずに「仕事を教えてくれない」とか言うタイプだ。

まず、企業のホームページを探して調べよう。インターネットが使えない環境にある人は、「もしかしたら御社のホームページに書いてあるのかもしれないですが、見れないので…」と事情を説明すれば良い。

これらで解決しない疑問は、質問すると良い。

問い合わせでは、まず、名前を名乗ろう。アルバイトの問い合わせで、ちゃんと名乗る人は少ない。これだけで、かなりプラス評価である。名乗るという行為は、自分の責任で仕事をする覚悟の表れでもあるからだ。

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2011.2.11 採用されるアルバイト応募 その3 履歴書編

さて、不明な点がなければ、次は履歴書を書くことになる。

 

履歴書で一番重要なのは、写真だ。デジタルデータに換算しても、履歴書に書いてある全ての文章よりも、写真のほうが必要なビット数は多いはずだ。写真はそれくらい情報量が多い。

写真は、<1.ちゃんとして見えるか>、<2.実物と違わないか>の2点が重要である。

<1.ちゃんとして見えるか>というのは、美男美女は関係ない。だらしなくなければ良い。でも、結構、「えぇ?」という写真を貼ってくる人がいる。もしかしたら自分では分からないのかもしれない。不安なら誰かに見てもらうか、写真屋さんで撮影してもらおう。

<2.実物と違わないか>というのは、面接のときに、違和感がないかどうかである。履歴書で見た写真と、面接の本人の印象が違うと、履歴書に書いてあることにも違和感を感じてしまう。

 

採用者は次に、経歴を見る。

そこで重要なのが、「なんの仕事かわかるかどうか」である。例えば、「株式会社ローソン」と書いてあれば分かる。でも、「株式会社 鈴木」だと、わからない。

こういう場合は、具体的な仕事内容を書こう。「株式会社 鈴木(ビル清掃業)」と書いてあるだけで、全然違う。

 

その次は資格欄がある。はっきり言って、あまり関係ない。仕事に必要なら求人広告に書いてあると思う。自動車免許があれば書いておこう。

 

次に「自己PR」と「志望理由」の欄がある。これらについては、まず「ちゃんと意味がある文章が書いてある」というのが前提だ。

「意味が通じない」のは論外なのだが、「いろいろ書いてあるが、ほとんど意味が含まれていない」という場合もけっこうある。

例えば、「私は高校卒業後、様々な職場を経験してきましたが、やはり人と接する仕事につきたいと考え、今回の求人を見て応募しました」というような文章だ。

「高校卒業後、様々な職場を経験した」というのは経歴欄にすでに書いてあるし、「今回の求人を見て応募した」というのは履歴書が届いた時点で封筒を開ける前から明らかだ。

つまり、「人と接する仕事がしたいから」と書いてあるに過ぎない。しかし、人と接しない仕事って実際はほとんどないので、つまり、何も書いていないに等しい。

逆に、論理的にきちんと展開する文章は好印象だ。

 

さて、自己PRだ。これも実際はあまり読まないが、求人内容とマッチするようなことがあれば具体的に書こう。例えばスーパーの惣菜担当なら、「毎日料理をしています」でも良い。

書くなら、過去や現在の具体的な行動について書くほうが良い。「興味があります」「がんばります」というのは、プラスにもマイナスにもならない。

また、「コミュニケーション力がうんぬん」というのは書かないほうが良い。そんなことを履歴書の自己PR欄に書く時点でコミュニケーション能力を疑われるだろう。

 

最後に志望理由欄がある。意外と印象が良いのは「近いから」とか「子供が大きくなって手が離れたので」というような、納得感のある理由だ。「退職したものの、次の仕事がなかなか見つからず、とりあえず収入が必要だから」などは、志望理由としてはパーフェクトだ。どこにも突っ込みどころがない。(ただし、「だったら何故やめたのですか?」という質問に答えれなければならない)

一方、僕の職場の求人の応募でよく書かれているのは「○○のような素敵な職場で働きたいと思いました」というような文章で、お世辞のつもりかもしれないし、実際にそう信じているのかもしれないが、はっきり言ってマイナスである。

採用者は「職場を素敵にしてくれる人」を募集しているのであって、「素敵な職場で働きたい人」を募集しているのではないのだ。志望動機に、その「企業」「ブランド」「イメージ」に対する憧れのようなことを書くのはやめたほうが良い。

 

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2011.2.11 採用されるアルバイト応募 その4 面接の連絡編

さて、採用担当者は、たくさん贈られてくる履歴書を頑張って封筒から取り出し、一枚一枚をざっくり(!)と見て、まず仕分けをする。1人あたり10秒くらいだと思う。履歴書を見る時間より、開封作業の時間のほうが長いくらいである。

次に、面接候補の中から履歴書を読み(「読む」のはここからだ)、求人している人数と、採用担当者の時間的な余裕に応じて、実際に面接する人が決定する。

さて、ここで、面接の連絡をすることになるが、以下は、電話で連絡する場合について書く。

実は、問い合わせの電話をしていない場合(または問い合わせても名乗っていない場合)は、これが採用担当と応募者が話をする最初の機会であり、第一印象はここで決定する。

別に電話に出れなくても良い。その場合は、たとえ留守電に「またお電話します」と入っていても、折り返し電話がかかってくると積極的な人だと感じるので印象は良い。それに採用担当も、さっさと日程を決めてしまいたい。

この面接の連絡の時点で、採用予定者は70%決定していると言ってよい。

アルバイト1人の募集なら3~5人程度に絞られている。

しかし、電話をしてしまった手前、面接に呼ばれるのは10人程度になる。

「面接のお電話をしたんですが、電話の印象が微妙なので、やっぱりナシでお願いします」とか言ったらネットで炎上するからである。

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2011.2.11 採用されるアルバイト応募 その5 面接編

はっきり言って、「面接に進んだのは10人だから採用される確率は10分の1だ」という認識は間違いである。

面接が決定した時点で、採用されそうかどうかはほとんど決まっている。つまり、面接に呼ばれたものの、採用されないことがほとんど決まっている人もいる。(「その4 面接の連絡編を参照」)

あとは、履歴書と、実際に会った印象や話の内容が食い違うことがなければ、問題はない。

ただし、質問をちゃんと理解し、きちんと答えれるかどうかはポイントである。これは応募者・採用者のお互いについていえることだ。ここでうまくコミュニケーションがとれない場合は、採用されない可能性が高いが、もし採用されたとしても、あとで苦労するかもしれない。

もちろん、そのようなやりとりの中で様々な事情の折り合いがつかず、採用したくてもできない場合もでてくる。

また、「他で決まったので辞退します」という人もいる。

そういうことが重なって、10人を面接したうちの5番目や6番目の人を採用することはある。

とはいえ、重要なのは「面接まで」であることには変わりはない。

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2011年2月13日 (日)

Bookレビュー2011-9 ウンベルト・エーコ『バウドリーノ』(上)(下)

 

紀元1100~1200年ごろのヨーロッパ中世が舞台。

主人公バウドリーノが、自身の経験を歴史に残そうと、戦場で出会った歴史家二ケタスに話す物語が本書のストーリーとなっている。

 

少年バウドリーノはある嘘をついたことからフリードリヒ=バルバロッサ(赤髭王)に見出され、行動を共にすることになる。

あるときバウドリーノは、フリードリヒの家臣オットーから聞いた伝説の司祭ヨハネとその王国を目指し、友人と共に東方へと旅立つ。

その王国の麓まで辿りついたバウドリーノ一行は、伝説のとおり、一つ目の巨人などの生物がそこで暮らしているのを目の当たりにし、しばらくそこで生活を送ることになる。

しかし、そこに白フン族が襲来してくるのだった。

 

フリードリヒ、オットー、二ケタスなど、実在した人物が登場し、中世の都市国家の対立などが歴史書のごとく描かれる。また、ルネサンス以前の時代であるため、宇宙論や物理など、近代科学とは異なる世界観に基づいている。

一方、後半からは司祭ヨハネの王国(=当時まだ知られていないインド方面)を目指した未知の世界への冒険物語となる。

とはいえ、バウドリーノ自身が認めているように、バウドリーノは根っからの嘘つきでもある。つまり、そこで語られる冒険や伝説の生物が本当なのかどうかは、聞き手である二ケタスも、読者も、常に懐疑的でしかありえない。

しかし、奇しくもバウドリーノの最初の嘘、「聖バウドリーノ」の物語は、ほかならぬバウドリーノ自身によって実現することになる。

さて、歴史家二ケタスは、バウドリーノの物語を後世に書き記すのであろうか。

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2011.2.13 「歴史」とは「事実」ではなく「取捨選択された記録」である

 

『バウドリーノ』のレビューを書いた後、他人のレビューを見て、なるほど、と思った。

(自分がレビューを書く前に他人の感想を読むことはない)

以下、引用。

とくに東方の「司祭ヨハネの国」からの手紙をでっちあげるところでは、いったい、何が嘘で何が嘘でないのか、その基準を読者である自分がゆるがせられる気持ちにさせられました。何しろ、嘘を書いているバウドリーノたちが、それを嘘でないと思っている!
書物に書かれていることは、嘘なのか?それとも書物に書かれているからこそ真実なのか?では嘘を信じる者が行って現実となったことは?うさんくさい「聖遺物」などを通して、「いったい真実とはなにか」とエーコが問いかけているようにも見えます。なにしろ、主人公バウドリーノは「大嘘つき」と呼ばれながらも、その嘘でかずかずの手柄を立てるのですから。それに、彼はいつだって、良かれと思って嘘をつくのですから。

 

この文章に、『バウドリーノ』の全てが集約されている。

 

書物に書かれていることは、嘘なのか?

それとも書物に書かれているからこそ真実なのか?

 

これは、人類が抱える永遠の問題だろう。

(タイムマシンは理論上、未来へは行けるが、過去には戻れないようだし)

 

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2011年2月18日 (金)

2.18 夫婦の会話を生々しく再現してみる

妻「オットセイとトドの違いってなに? あ、オットセイは芸ができるんか」

夫「トドはデカくて、ものぐさなヤツ」

妻「ってかあいつら哺乳類?」

夫「哺乳類」

妻「なんで哺乳類なの? しっぽもあって魚みたいなのに」

夫「しっぽなんかあるっけ? そういや、アザラシってのもいるよ」

妻「あいつらもう魚類でいいよ。なんか人間くさいのが許せん」

夫「ラッコとか、魚類じゃないじゃろ」

妻「あれは、どっちかというとネズミじゃん」

夫「いや、ネズミじゃないと思うけど」

妻「ペンギンも哺乳類?」

夫「ペンギンは鳥類じゃん」

妻「鳥類? アザラシは哺乳類で、ペンギンは鳥類? なんで?」

夫「ペンギンはクチバシがあるでしょ」

妻「あ、そうか」

夫「そう」

妻「イルカは哺乳類なんよね」

夫「そう」

妻「サメも哺乳類?」

夫「どっちだっけ? あ、魚だ、卵産むから」

 

 

 

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2011.2.18 お嫁様の名言 その9 (寝言編その7)

 

 

「日本語にそっくりな外来語な、うん、そういうことだ」(寝言)

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2011年2月22日 (火)

2011.2.22 アメリカ第2位の書店の破産

2011年2月16日に、アメリカ第2位の書店チェーン「ボーダーズ(BORDERS)」が破産法適用を申請した。ネット書店と電子書籍に押されたのが原因のようだ。

音楽業界でいうと、2010年に日本のHMVが首都圏の大型店を閉店し、ローソンに買収された。iPodに押されたアメリカのタワーレコードが破産したのが2006年。アメリカのムーブメントが日本で起こるまで4年かかったことになる。

この流れで行くと、遅くとも2015年ごろには日本でも主要な書店企業が淘汰されていくことになると思われる。

 

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2011年2月28日 (月)

Bookレビュー2011-10 シーナ・アイエンガー『選択の科学』

我々は、常に何かを選んでいる。

右へ行くか、左へ行くか。

続けるか、やめるか。

一方で、人に一方的に決められてしまうことや、選択の余地がない状況にさらされることもある。

自分のことは自分で決めたい。

そう、それは確かにそうらしい。

けれど、自分よりも詳しくて適切な選択ができる人に任せたほうが良いこともある。

自分の選択は正しかったのか?

選択には、その疑問が常に付きまとう。

果たして、選択肢が豊富であればあるほど、自分の思い通りに選べるのだろうか。

例えば、20種類の中から1種類を選んだあなたは、残り19種類の中に、その1種類よりも優れているものはないと言い切れるだろうか。

本書は、以上のような「選択」についての本である。

我々は、人生において、選択とどう付き合っていけばよいか、そのヒントが、この本にはある。

 

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