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2011年2月 6日 (日)

2011.2.5 合成音声という革命と課題

サイエンスZERO(2011.2.5放送)

「ヒット連発!あのボーカルソフトの秘密」

http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp334.html

 

合成音声についての特集。

細かい技術はおいておいて、「少しの音声サンプルがあれば、その人の歌声でどんな歌でも再現できる」というレベルまで来ているらしい。

番組では、安めぐみが5曲くらいの童謡を収録し、そのデータを使って「安めぐみが歌う大塚愛の曲」などを合成していた。

 

一方、番組でも指摘されていたが、これは結構、技術面以外の問題が山積みだ。

 

まず、著作権の問題がある。

たとえば「安めぐみの声のサンプルを使った歌声を組み込んで小室哲也が作った曲」は、安めぐみに著作権はあるのだろうか。

つまり、「声」は著作物なのだろうか。もちろん、「安めぐみが話した言葉や、歌った歌」は著作物だ。しかしサンプルを利用した合成音の場合、「安めぐみの喉の振動から生み出される音波は、安めぐみの著作物か」という問題になる。

これまでは、その人の声は本人からしか出なかったので考える必要がなかったが、今後はそうもいかなくなる。

 

また、「なりすまし」の問題がある。

合成音声技術によって、声のサンプルさえあれば、どんな発言も偽造することができる。

電話や録音などの場合、「それが本当に本人か?」という確認が非常に困難になる。

たとえば「本人の音声を使ったオレオレ詐欺」など、犯罪への流用も考えられる。

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