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2011年1月20日 (木)

2010.1.19 ホリエモンの「新卒って、ただの未経験じゃん」という率直で客観な本質

堀江貴文氏のTwitter(@takapone_jp)で、とても重要な指摘がされていた。

1.新卒って、ただの未経験である。

2.何ヶ月、ひどい場合は1年近くも後に入社するやつに内定を出すなんて面倒くさい。

3.しかも、内定を出したって入社するかどうかわからない(内定辞退されて他社に行くかもしれない)というリスクがある。

4.そのうえ、学生の内定辞退はOKなくせに、内定を取り消すと企業が賠償金を払わされるという判例がある。

5.だから、新卒採用なんて何のメリットもない。

 

全くその通りだと思う。

ただし、毎年定期的に数十人から数百人の求人を出し、それに対して何万人も応募してくる場合は、新卒採用は効率的だ。一気にふるいにかけられるし、入社後の研修なども一斉に行えるからだ。

そう、企業は別に大学生のために新卒採用をしているわけではないのである。だから「学生のために就活時期を遅らせよう」と言っても、うまくいくわけがないのだ。「採用活動の早期化が企業にとってマイナスだ」という状況にならない限り、この問題が企業側から自発的に解決することはないだろう。

一方、年間10人程度しか採用しないならば、新卒採用という(堀江氏が指摘したような)多大なムダがある獲得レースに企業が乗っかる必要ってそんなに無いと思うし、実際のところ、中小企業は乗っかっていない。

中小企業が新卒レースにあまり参加しない理由は、1つめは新卒求人サイトの掲載料の問題、2つめは掲載しても応募が来ないからである。

だから、新卒採用でしか正社員になれないというのは間違いで、新卒採用でしか大企業に正社員で入りにくい、というのが正解だ。

より正確には、大企業に入る手段としては新卒採用が一番楽チン(なんの実務経験もなくても入れるのだから)というだけである。

つまり、新卒というのは「異常に優遇されている(それが堀江氏は納得いかないわけだ)」のであって、「既卒が差別されている」というのは少し違うのではないか、と思う。

そして、「既卒を新卒と同じ扱いにしよう」という動きは、「新卒を既卒と同じ扱いにしよう」と同義である、という点は見逃せない。

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