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2010年12月30日 (木)

12/30 岡山に行って公務員の仕事の話を聞いた

夕方に、大学生の友人の関連の飲み会で岡山に行くことになったので、昼間に、岡山で働いている別の友人と会う約束をした。

鈍行でダラダラと移動。新幹線より2500円も安い。電車内では、iPadで宅建の勉強。ようやく民法の勉強にキリをつけ、宅建のテキストを読み始めている。資格のテキストくらい分厚くて重い本だと、iPadのほうが軽い、という単純なメリットがある。ラインマーカーが引けるのも良い。やはり体調が悪く、気分が悪くなって1度電車を降りたりした。

岡山駅で友人のYSHR氏と再会し、まず黒胡麻担々麺を食べる。ラーメンを食べるのは久し振り。半年ぶりくらいかも。イカスミの如く真っ黒なスープだった。

そのあと、サンマルクでおしゃべり。YSHR氏は公務員で、岡山の県職員である。民主党政権になって、いろいろ苦労しているらしい。まぁ、彼の場合はかなり悲観的な予測の上で公務員になっているので、予想通り、といったところだろう。

岡山で作り始めている道路の話を聞いたのだが、それって、30年くらい前に作ると決めた道路なのだそうだ。決まってからいろいろ調整が必要なのだろう。問題は、その30年の間にいろいろ事情が変わっていることで、今もその道路が必要かどうか、ということである。

だが、そっちはもう要らないからやめて、代わりに必要な道路を作ろうとしても、作り始めることができるのがやはり30年後であれば、また同じ問題があるし、その30年間だってお金がかかっているから、やめたらそれまでのコストが丸々無駄になる。こういう事情に対して、効果的な対策というのはないのだろうか。

第1に、30年後も必要かどうかを考える、という方法がある。この場合、40歳以上の人は議論にあまり加わるべきではなく、30年後の中心となる年代が決めるべきだろう。だって、「今、必要かどうか」はほとんど問題にならないのだから。

第2に、決めたらさっさと作る、という方法がある。県民の協力が必要だが、ダラダラと話し合いをするよりは、金で解決したほうが結局はコストが安く済むかもしれない。

もう1つ興味深かったのが、防災事業について。まず、1番簡単なのは、災害が起こったあとでそこの対策をすることらしい。まぁ、災害がいかにも起こりそうな場所も比較的簡単だろう。問題は、あまり災害が起こらなさそうなところの対策をする場合で、ムダとか言われやすい(でも当然、なにも対策せずに何か起きれば行政の責任になるわけだ)。

ほかにも、災害が起きた時は地元から要請があって防災事業を計画するのだけど、いざ作り始める数年後には地元はすっかり災害のことを忘れていて、「税金のムダ使いだ」とか言われるらしい。やはり、決めたらさっさと作るしかないかもしれない。

災害もそうだけれど、リスクとは「起こったら大変かどうか」と「起こりそうかどうか」の2つの問題がある。防災事業については、さらに「やりやすいかどうか」という問題がついて回っているわけだ。でも「やりやすさ」は災害リスクとはほぼ無関係である。

もう、あれだよね、徹底的に全住民を教育して行政レベルの知識を身につけさせ、全員で全体のことを考える、という自治体があってもよいかもしれない。これまではあまり政治のことは学校でも教えず、バカな国民のおかげで儲けていた人達がいたかもしれないが、もうコッソリ悪いことができなくなっている時代なのだし。

まぁ、そんな話の後、岡山城(閉まっていたが)と後楽園をデートして別れた。

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