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2010年12月23日 (木)

12/23 真に注目すべき電子書籍端末はau「biblio Leaf」

※関連日記

「au biblio Leaf」

http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/digitallife/biblio_leaf/index.html

 

現状、電子書籍端末と呼ばれるものは2種類ある。

 

1つは、カラーディスプレイの「タブレット端末」「ノートパッド」または「スレートPC」と呼ばれるタイプのもの。

Appleの「iPad」、docomoの「GALAXY Tab」、シャープの「GALAPAGOS」などが該当する。スマートフォンもこちらに入る。ウェブブラウジングが可能で、動画、音楽の再生など多用途に適していて、各種アプリケーションによる拡張も可能。また、カラーで高解像度なので、雑誌タイプの閲覧に適している。

一方、比較的重量があり、バッテリーの連続使用可能時間も短い(最大で10時間程度)。これらは電子書籍端末としては致命的である。

さらに、通信回線はWiFiが基本になるので、通信するシーンが限られる。「iPad」や「GALAXY Tab」は3Gの携帯電話回線も使えものの、「iPad」にはそもそも通話機能がなく、「Galaxy Tab」も通話には不向きである。そのため、データ通信のために別途、電話回線の契約をする形になり、非常にコストがかかる(月額6000円ほど)。

 

2つめのタイプは、電子ペーパーを採用した白黒画面の電子書籍端末である。Amazonの「Kindle」、ソニーの「Reader」、そしてauの「biblio Leaf」などがある。

このタイプは基本的に「読書専門端末」で、バッテリーの使用可能時間が非常に長いのが特徴(10日程度は充電しなくても使える)。また、重量も比較的軽い。

しかし、「Kindle」の日本での発売は未定。Amazonにとって日本はもう眼中にないのではないかと思われる。また、ソニーの「Reader」は機能面は非常に充実しているものの、なぜか通信機能が無く、PCと接続して書籍をダウンロードする必要がある。

しかし、auの「biblio Leaf」は、3Gの携帯電話回線が利用可能で、しかも通信料は月額525円と安価である。

この525円さえ払えば(「iPad」や「GALAXY Tab」の約1/10のコストだ)、場所に関係なく、書籍の購入が可能になる、というメリットは非常に大きい。

例えば、書店に行って欲しい書籍を見つけてから、その場で「biblio Leaf」で検索し、ダウンロードする、ということが可能になる(現状では、「おもしろそうな本を探す」ことに関しては、電子書店よりも、リアル書店のほうが長けている)。

おそらく、この「biblio Leaf」が、電子書籍市場を大きく拡大することになるだろう。

 

※12/28追記 残念ながら、これは期待はずれだった。

参照:「12/28 au「biblio Leaf」に幻滅した」

http://essere.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/1228aubiblio-ni.html 

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