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2010年11月 1日 (月)

BookレビューVol52 中谷彰宏「大学時代しなければならない50のこと」

大学時代しなければならない50のこと

大学時代しなければならない50のこと

価格:520円(税込、送料別)

タイトルが微妙。

内容は「私が大学時代にした50のこと」である。

さらに15年も前の本なので、今の大学生にはおススメしない。

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2010年11月 2日 (火)

11/2 やる気がないなら「具体的」な話をしよう

「頭では分かっているのだけれど、気持ちがついていかない」という人がいる。

例えば、「社会人になったら英語力が必要です」と言われても、本人にその気がなければ、どうにもならない。つまり、抽象的なものを実現するには、本人のやる気が不可欠だ。「何をやるべきか考える」ことに、やる気が必要なのだ。「いや、英語が必要なのはわかってるんだけど…」という人は、「具体的には何もわかってない」のだ。

一方、「TOEICで900点とりなさい」なら、とりあえず、TOEICの勉強をすればよい。「なにをやればいいかを考える」というステップを回避することで、TOEICの勉強に向ける「微々たるやる気」を活用することができる。つまり、やる気がない人ほど、そしてやりたくないことほど、具体的な指示を必要とする。

けれど、「TOEICで900点を取ること」は、「社会人になったら英語力が必要です」に含まれる内容のうち、ほんの一部しか満たしていない。この点は注意が必要だ。

だから、やる気がある場合には、できるだけ抽象的に考え、とりあえず「遠くへ」、「長期的に」、「なんとなく」、進んでいくほうがよい。具体的に考えれば考えるほど、可能性を失ってしまうことになる。

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2010年11月 3日 (水)

11/3 嵐山に行った

久しぶりにお嫁様と休みが重なったので、嵐山に行った。

お嫁様と休日が重なるのは、実に、5月4日の高JAZZストリート以来である。

お盆も、一日も休みが合わなかったのだ。(いや、僕が徳島に行ったからですけど)

嵐山は、大学1年生のころに行ったので、えっと、7年ぶりくらいだと思う。

まず、紛失した定期券が落し物として梅田に届いたという通知が来ていたので、梅田へ向う。

そして、嵐山へ。

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とりあえず、食べログでチェックしておいたそば屋さんへ行く。

「嵐山よしむら」 http://www.arashiyama-yoshimura.com/soba/

一番高いコースを注文。3650円だ。

「そばの実サラダ」「そばがき」「そば雑炊」「そばの実アイス」「そば湯のぜんざい」など、そば尽くしのコース。そばが絡んでないのは、てんぷらくらいだった。

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その後、天龍寺へ。世界文化遺産になっているらしいけれど、なんか、普通。

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そのまま、かの有名な竹林を通過する。

ここで、僕の写真家魂(そんなもの、あったの?)に火がついたので、連写。

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思いつきで、テキトーなテクニックも使う。

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2枚目と3枚目はなかなか良い出来。

  

その後、トロッコ列車に乗って、さらに「保津川くだり」をしようと試みるが、トロッコ列車は満席だし、「保津川くだり」は15時までらしく、すでに16時を過ぎていたので、断念。

断念ついでに、ロールケーキを食べる。黒いロールケーキだ。

「くろまる」 http://www.inden-style.jp/kuromaru/index.html

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ネットでも買える。

京黒ロールくろまる

京黒ロールくろまる

価格:1,260円(税込、送料別)

 

 

 

 

 

 

そのまま自宅に帰宅…と見せかけ、西宮北口で、定期券の払い戻しを受ける。

5000円近く戻ってきた。

 

その後、さらにワインバーに寄る。

「ワインバー テラ」 http://www.winebar-terra.com/

ワインバーなのに、ワインよりも、料理が良かった。

ちょっと安すぎる気がするが…。

ホットワインをポットで暖めて出していることに、お嫁様がご立腹なされたもうた。

確かに、風味が完全に飛んでいるし、酸っぱいだけだった。

料理は良かったのだけれどね。

 

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MagazineレビューVol.5 AERA2010.11.8 「親も子も知らない「いい会社55」」

とにかく問題になっているのが、学生の「有名企業への一極集中化」だ。

2010年春の卒業学生の就職率は60.8%、進学も就職もしなかった学生は約8万7000人いるという。

その一方で、世界トップシェアを持つような中小企業が、採用難で苦しんでいる。

従業員1000人以上の企業の求人倍率が0.55倍である一方、1000人未満の企業は3.36倍であるという。

今回の特集では、その中から「知られざる優良企業」として、55社が紹介されている。

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2010年11月 6日 (土)

お嫁様の名言 その5 (寝言編その3)

あれ?

なんだっけ?

違う違う、レア・アースじゃなくって…(寝言)

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2010年11月 7日 (日)

11/7 自由と平等の両立モデル

これからの「正義」の話をしよう

これからの「正義」の話をしよう

価格:2,415円(税込、送料別)

知的原理としてのリバタリアニズムは、福祉国家反対論としてずっと早くから登場していた。オーストリア生まれの経済哲学者フリードリッヒ・A・ハイエク(1899-1992)は、『自由の条件』(1960年)において、経済的平等を強めるようないかなる企ても必ず強制と自由社会の破壊につながると主張した。(『これからの「正義」の話をしよう』-P82)

 

いかなる人も強制されるべきではないとされる事柄のなかでも特に目を引くのは、他人を援助することだ。貧しい者を助けるために富める者に課税することは、富めるものへの強制である。それは自分の所有物を自由に利用するという、富める者の権利を侵害する。(『これからの「正義」の話をしよう』-P83)

 

自由とは、中心から遠ざかろうとするエネルギー(斥力)であるのに対して、平等とは、中心に引き寄せる引力だ。

この相反する力は、両立するのだろうか。

太陽系の惑星のように、どこかで力の釣り合いとれるかもしれない。だが、あれは自由だろうか。むしろ惑星は自由を奪われ、同じところをグルグルと回っているように見える。

では、平等を、「引力」ではなく、「中心点」と捉えてはどうか。そしてそれを三次元化し、体積を持った「球体」にしよう。水風船のようなものだ。そうすれば、「自由」は、その水風船の中をオタマジャクシのように動きまわることができる。「自由」は「平等」の中で共存ができるのだ。

さて、その球体の体積は何で決まるのか。何がその水風船の大きさを決め、オタマジャクシの自由を制限しているのか。「自由」が決して越えることを許されない壁はなんだろうか。

それがもしかして、「正義」なのだろうか。

だとすれば、「膨張した正義」は、必然的に崩壊するだろう。

大きくしすぎた水風船が破裂して割れるように。

破裂した水風船からは、飛び出した「自由」があふれ出し、際限なくこの世界を蹂躙するのだ。

(それはイラク戦争であり、サブプライムローンであり、日本の検察の暴走でもある)

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2010年11月10日 (水)

MagazineレビューVol.6 プレジデント 2010.11.29 「給料崩壊」

PRESIDENT (プレジデント) 2010年 11/29号 [雑誌]

PRESIDENT (プレジデント) 2010年 11/29号 [雑誌]

価格:690円(税込、送料別)

上場企業の平均年収などを前年と比較した特集。

上場会社の74%、平均すれば年間23万7000円の年収ダウンという。特集のリストによれば、100万円以上減少した企業も決してめずらしくない。

その一方で、給与がアップした企業もある。単純な給与の話題ではなく、業界の状況などがいろいろと読み取れる特集。

 

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2010年11月11日 (木)

BookレビューVol53 森博嗣「喜嶋先生の静かな世界」

喜嶋先生の静かな世界

喜嶋先生の静かな世界

価格:1,680円(税込、送料別)

森博嗣の自伝的小説という。

主人公の橋場は、大学院に進学し、そこで喜嶋先生に出会い、大学と研究の本当の価値を知る。

「教えてもらう」から「与えられた課題を自分で探す」、そして「何を探すかを探す」という研究者へのプロセスを進むにつれ、喜嶋先生に一歩ずつ近づいていく主人公。

一方、講義や会議に明け暮れる教授を、「もはや研究者ではない」と痛烈に批判する。

喜嶋先生は、それらから距離を置き、真の研究者としての道を進む。その行き着いた先は、ラストシーンで静かに語られる。

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11/11 アイがあれば満足

椎名慶治 オフィシャルサイト

http://www.yoshiharushiina.com/

 

…ということで、SURFACE解散後、椎名さんの初ソロCD「I(アイ)」が発売、入手した。

今回はインディーズだ。(それでも2曲はテレビ番組とタイアップだけれど)

POSCAというサイトで予約すると、直筆サインメッセージが特典として付いてくるということだったのだけれど、メーカーのミスで、全商品に特典とつけてしまったらしい。

すると、なんとPOSCAで予約した人には、さらにもう1つ特典を後から送ってくれるそうなのだ。

こういうところが椎名さんらしくて良いなぁ。

まだCDはちゃんと聞けてない。

そして、SURFACEの解散ライブのDVDも限定5000枚でドキドキしたが、無事に手に入りそう。

宅配の不在通知が届いていた。

受け取れるのは、早くて土曜日かな。

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11/11 反日感情の裏側 

ガイアの夜明け(11/9放送)

緊急取材!中国リスクの真実 ~日本企業が直面する本当の危機~

http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview101109.html

 

どうも、反日感情というのは、歴史的経緯や領土問題だけが原因ではないようだ。

番組では、2つの日本企業の中国工場が紹介されていた。

中国人用の食堂と日本人用の食堂が分けられ、空間や食べ物の質が全く違う工場。コンサルタントに「従業員用の食堂を見せて下さい」と言われ、日本人管理者が青ざめていたのだから、待遇の悪さについて認識はしていたのだ。

中国人と協力して、中国人が働きやすい職場づくりを目指しましょう、というコンサルタントに、「日本企業なのだから、日本人の管理で運営すべき」と言い放つ工場長。

こういった日系企業で働く中国人たちは、不満を募らせ、モチベーションを失っていく。

それが、事件をきっかけに、ストライキなどの形で噴出した面もあるのではないか。

 

 

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MagazineレビューVol.7 東洋経済 2010.11.13 「就職 新氷河期」

今回の特集で注目した点は2つ。

第1に、採用計画の新卒者を確保できなかった企業が、40%もいるという点である。

一体、どういうことなのか。氷河期だから、応募者なんていくらでもいるのではないか。

このカラクリについては、常見陽平さんの著書などが詳しいけれど、企業が内定を出す学生が厳選され、結果として集中しているのだ。

このため、内定を出しても、他の企業から内定をもらっていて、そちらへ流れていくケースが多いらしい。それで多くの企業が予定の新入社員を確保できていないのだ。

また、予定数に達しなくても、欲しい学生でなければ内定を出さないから、採用予定数に満たないという理由もある。

不景気で求人数が減っている、というのは、一側面でしかない。

 

第2は、全ての大学生を100人とした場合、就職する(できる)のは53人に過ぎない、という事実だ。

まず、12人が中退らしい。これは、かなり大きな問題だと思う。中退については、AO入試など、学力試験以外の方法で入学した場合、周囲についていけない、という問題もあるらしい。中退理由のトップは、学習意欲の喪失だ。

無事に卒業するのは88人だが、このうち新卒として就職するのは60%、53人である。残りの35人は進学、留学もあれば、留年、就職浪人などの場合もある。

さらに、就職した人の3割は3年以内に離職するのだから、3年後も同じ企業で働いている人は、大学生100人のうち37人、という計算になる。

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2010年11月12日 (金)

BookレビューVol54 マイケル・サンデル「これからの「正義」の話をしよう」

これからの「正義」の話をしよう

これからの「正義」の話をしよう

価格:2,415円(税込、送料別)

功利主義、リベラリズム、カント、ロールズ、アインシュタインなどの思想を紹介しながら、正義について考える。

著者の主張は、主に第10章で語られる。それは、コニュニティを重視した正義である。正義は、コミュニティに依存するというのだ。

だとすれば、異なるコミュニティでは正義も異なることになる。

そもそも、それが争いの原点ではないのか。

両者が自分を正義と信じている争いに、真の正義はないのか。

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2010年11月13日 (土)

BookレビューVol55 鎌野邦樹「図解雑学 民法」

民法改訂新版

民法改訂新版

価格:1,365円(税込、送料別)

民法は、債権、物権、契約、不法行為、家族などに関わる法律。

毎日のように行っている売買も契約という民法上の行為だし、結婚も民法上の行為、親が死んだ場合の相続も民法で定められている。

今回は、宅建という資格試験の勉強の入口として購入。宅建の試験のほとんどは民法の範疇なのだ。

(最初はいきなり宅建の参考書を買ったのだけど、法律の勉強は初めてなので、用語についていけなかった)

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2010年11月14日 (日)

BookレビューVol56 勇嶺薫「赤い夢の迷宮」

赤い夢の迷宮

赤い夢の迷宮

価格:780円(税込、送料別)

ヤングノベル作家の「はやみねかおる」氏による大人向けミステリー。

ただ、正直言って、展開やトリックは子供騙し。

大人の社会や苦悩を描いているという意味では、別の意味で「大人向け」かも。

そういう意味では、マンガ「20世紀少年」に通じるものがある。

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2010年11月18日 (木)

BookレビューVol57 玄田有史「希望のつくり方」

希望のつくり方

希望のつくり方

価格:798円(税込、送料別)

希望学を研究している東大教授、玄田氏の本。

希望とは何か、からスタートし、自身の体験を絡めながら、非常にやさしい文章で進んでいく。

本書で一番重要なのは、希望を絶対的に良いものとして捉えていない点だ。

希望は失望に変わることを認めている。

そして、失望も、絶対的に悪いものとして捉えていない。

この複眼的な捉え方は、インタビューなどによる調査によって生まれているし、著者の大らかさによるものだろう。

実存主義者のキルケゴールは、希望は「新調の衣服で、ぱりっとして、しかもきらびやかである。しかしそれはまだ着てみたわけではない、だから、はたして体にぴったり合うかどうか、またよく似合うかどうかもわからない」と表現しています(キルケゴール 1958)。中国の作家である魯迅がハンガリーの抒情詩人ペテーフィを引用して述べた「絶望は虚妄だ、希望がそうであるように」も同様で、なんだか不思議な表現です(魯迅 1955)。(P140)

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11/18 1000円買ったら5000円分のクーポンが付くのはアリか

A社が販売する1000円の商品がある。

それを購入すると、B社の商品が5000円割引になるクーポン券がついてくる。

 

これは法律的にアリだろうか。

300円の商品に、300円のクーポン券がついているのは実在する。

また、フリーペーパーにも、クーポン券がついている。

けれど、1000円買ったら5000円安くなる、というようなクーポンはこれまで見たことがない。

 

実は、既に3人の法律に詳しい人に質問していて、2人から回答が来た。2人とも同じような回答だし、1人は現役の弁護士なので、信頼性は高い。

その回答によると、上記のような販売は法律的に問題はないらしい。

ただし、そこら辺で配られているクーポン券を勝手に集めて購入特典にするのはアウトらしい。ちゃんと、B社からクーポンの提供を受ける必要がある。(弁護士 談)

また、B社自身が、B社の1000円の商品を「これを買えば5000円のクーポンがもらえるので買ったほうが良いですよ」と、押し売りするのもアウトらしい。(法学部卒 談)

あれ?

ケータイの購入でよく、

「このプランに入ったら安くなるから、1ヶ月だけでいいんで、入ったほうがいいですよ。」

というのがあるけど、あれはもしかして法的にグレーですか?と聞くと、

「限りなく黒に近いグレー」とのこと。(法学部卒 談)

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2010年11月21日 (日)

11/21 常見陽平さん 11/24「フジテレビLIVE PRIME NEWS」 に出演

「フジテレビLIVE PRIME NEWS」

http://www.bsfuji.tv/primenews/

くたばれ!就職氷河期

くたばれ!就職氷河期

価格:819円(税込、送料別)

仕事でお世話になっている常見さんが著書『くたばれ!就職氷河期』のテーマでテレビ出演をされる。

11月24日(水)

『就活断層時代 徹底検証!就職難の実態と解決策』

城島光力(民主党政策調査会長代理)
小宮山宏(三菱総合研究所理事長)
常見陽平(クオリティ・オブ・ライフ チーフプランナー 人材コンサルタント)
長尾繁樹 (成城大学就業力育成支援室)

 

ウチではBSは見れないのだけど、放送から10日以内なら、ダイジェスト版がホームページで見れるらしい。

常見さんの講演はユーストリームなどでよく流れているのだけど、基本的には学生に向けての講演を配信したもの。

今回は社会影響力を持った人との対談なので、いつもと違う話が聞けそうで楽しみ。

 

その前日の11/23(火)も、大学特集。東大総長と早稲田総長が出るらしい。

 

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11/21 ネットは脳をバカにするか、それともそんなこと言ってるヤツがバカで、実はネットは脳なのか

「フジテレビLIVE PRIME NEWS」

http://www.bsfuji.tv/primenews/

2010年10月22日放送

『インターネットが脳を変える?便利さの裏の活字離れ』

ネット・バカ

ネット・バカ

価格:2,310円(税込、送料別)

10日以上前の放送なので、本来は動画は見れないのだけど、上記ホームページの右側の月間人気ランキングから見れる。(2010年11月21日現在)

初めて見たけれど、なかなかレベルが高い番組。なんだテレビ局って、こんな番組もつくれるんじゃないか。地上波では視聴率が取れないから流せないのだろうか。それにしても、地上波は酷すぎる。脳をバカにしているのはネットではなくて、地上波だと思う。いや、マトモな人はもう見てないか、テレビなんて…。

閑話休題。

この回の放送で、特に面白かったのが、養老さんの話。(前編9:00ごろ)

「ネットから目で得る情報は、身体的(動物的)な視覚情報」ではない、というもの。

「ああ、そういうことだったのか」とうなずいた。薄々感じてたのに、言葉になっていなかったものを言葉にしてもらった感じだ。

特に、ネット上に自分でアップロードした情報というのは、自分の脳で一度処理した情報だ。ということは、限りなく自分自身であり、自分の脳の拡張であるとも言える。

つまり、処理した情報を、有機物(脳)で蓄えておくか、無機物(電子メモリ・ハードディスク)に蓄えておくか、という選択が可能になったということ。

 

無機物(電子メモリ・ハードディスク)の記憶は、基本的には劣化しない。ただし、時間経過による技術向上によって、相対的に質が劣化することは起こる。例えば、5年前のPCで表現できたことと、今のPCで表現できることは異なる。良くも悪くも、その当時のままで残る。

非常に整理されているし、検索性に優れているが、基本的には文字検索に限られる。「なんか、青かった」とかでは検索できない。

 

一方、脳の記憶は、劣化が著しい。また、自分の都合の良いように解釈し、記憶が変化することも多い(脳にインプットする際にすでに変化しているのか、記憶した後に変化しているのかは知らない)。

情報検索力は、検索が早いというよりも、特定するのがデジタル機器よりも早い。「なんか情報が20個くらいひっかかたけど、どれだったっけ?」というようなことは、まれにしか起こらない。

また、なにより優れているのが、電子メモリ・ハードディスクへの記憶はインプットのために情報をフィルタにかけて整理する必要があるのに対し、脳の記憶はその必要がない。とにかく、なんでもかんでもインプットすることができる。そして、整理は脳に記憶してからすれば良い。

その整理した記憶を、ネット上にアップロードする。インターネットという世界が1つになった場所にそれを記憶させ、「非常に巨大な共有の脳」が生まれている。

その結果、僕たちは、自分が体験していないことを「共有の脳」から引き出せるようになった。その気になって「脳の記憶を辿れば=ネット上を探せば」、知らないことなんてほとんど無い。(あるとすれば、それは誰かが故意に隠しているだけだ)

これを、安易にバカと呼ぶのか。

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11/21 Apple製品を広島弁で翻訳

いや、実際、今の60歳以上はこんな感じで会話してますよ。

 

「iPhone 4 はみな変えてくで。もういっぺんの。」

http://www.youtube.com/watch?v=SH4pklSPuAw&feature=related

 

iPadの説明するけぇ、よう聞きんさい。」

http://www.youtube.com/watch?v=bh-sENPLd44&feature=related

 

MacBook Air はの、ほんまにノートブックの未来じゃ。

http://www.youtube.com/watch?v=eN5eN9PkpOQ&feature=player_embedded#!

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2010年11月22日 (月)

BookレビューVol58 村上龍「希望の国のエクソダス」

物語は、パキスタンの部族の中に、日本人の中学生とみられる少年が発見されたことから始まる。彼は言う。

「日本のことはもう忘れた」

「忘れた?どうして?」

「あの国には何もない、もはや死んだ国だ、日本のことを考えることはない」

「この土地には何があるんだ?」

「すべてがここにはある、生きる喜びのすべて、家族愛と友情と誇り、そういったものがある、われわれには敵はいるが、いじめるものやいじめられるものがいない」(P12)

彼について、メディアは次第に興味を失うが、その影響は日本中の中学生に浸透していき、全国的な不登校が起こる。

不登校の中学生はビジネスを始め、全国的なゆるやかなつながりにより、その規模は日本を覆い尽くし、ASUNAROという組織を形成してていく。

あるとき、リーダー格の少年は国会の証人として立つ。

ぼくは、この国には希望だけがないと言いました。果たして希望が人間にとってどうしても必要なものかどうか、ぼくらにはまだ結論はありません。しかし、この国のシステムに従属している限り、そのことを検証することは不可能です。希望がないということだけが明確な国の内部で、希望が人間になくてはならないものなのかどうかを考えるのは無理だとぼくらは判断をしました。(P319)

そして、少年たちは、日本からの脱却を試みる。

本書で表現されているのは、痛烈な日本への批判だ。それは、メディアへの批判であり、政治への批判であり、これまでの日本を作ってきたのに今後の日本を示せない大人たちへの批判である。

本書は1998年に連載が開始された。当時、大人たちは、失われた十年が二十年になることを予期していただろうか。本書では2000年から2008年までを停滞した日本として描いている。本書が新しい未来の兆しを描く一方、現実は、相変わらず明るい展望は見えない。

大人たちが自信を失っていることが、子どもの教育にさまざまな意味で影響を与えている。教師も親も、ほとんどの大人が子どもたちに対し未来への展望を語れない。それは即ち、生き方のモデルを提示できないということになる。「学力低下」論にかいま見える復古型エリート志向は、未来が見えないことの裏返しだろう。それら古き良き高度経済成長やバブルをなつかしむ発想では、子どもたちにリアリティを感じさせ得ない。

将来の環境、資源、人口、食糧などの問題、そして何より平和な地球社会をどう作るかについては、子どもたちのほうが切実に考えているというのがわたしの実感である。大人の懐古と子どもの未来志向とのギャップは、まだ顕在化していないものの日に日に大きくなりつつある。(P436-寺脇研 『希望の国のエクソダス』文庫版によせて)

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2010年11月23日 (火)

11/23 Twitterの速報性を目の当たりにした

北朝鮮が韓国に砲撃。

Twitterで情報が流れてから1時間後に、やっとNHKが数分の速報ニュース。

(新聞社などのサイトでは情報が掲載されていたが)

他局は相変わらずバラエティ番組。

 

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2010年11月25日 (木)

11/25 就活がなんか話題な感じ

内定率が過去最悪という報道のせいか、連日、就活が取り上げられている。

11/23 ガイアの夜明け

http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview101123.html

をはじめ、NHKでも取り上げられていたらしい。

また、小規模ながら東京で「就活デモ」というのもあった様子。

 

そんな中、石渡嶺司さんが「ダイヤモンド・オンライン」で

「みんなの就活悲惨日記」

http://diamond.jp/category/s-tragedy

という連載をはじめ、アクセスが月間1位になったらしい。

おいおい1位って…、って感じ。

就職サイトならまだしも、ビジネスサイトで1位だ。

異常、と言ってよいと思う。

いや確かに、特に第1回はとても良い記事だけれど。

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BookレビューVol59 ミシェル・テマン「KITANO par KITANO」

北野武に密着取材した、フランス人ジャーナリストによる著書。元々はフランスで出版され、日本語に翻訳されたもの。

自らの生い立ち、青年時代、そして映画論、メディア論、政治や格差問題について、独自の視点から語る。

北野武はこれまでも連載の単行本などを多数出版しているが、今回は多少、趣が違う。

海外のファンにとっては、「ビートたけし」というキャラクターは存在しないからだ。

日本人には決して見ることの出来ない「ビートたけしというフィルタを介さない北野武」の姿が、この本では著されている。

まあ、人生を楽しみたかったら他人に期待しすぎちゃいけないよね。天も国も政府も頼りすぎちゃいけない。ささやかな幸せを確保するにもめちゃくちゃ努力しなきゃだめだよ。生半可なことじゃないよ、道には罠がいっぱい仕掛けられてるんだからさ。(P350)

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2010年11月28日 (日)

1/28 au IS 03 に変えた

※関連ブログ記事

【12/12 「ISO 03」で検索したあなたへ贈るたった一つの言葉】

http://essere.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/1213iso-03-5de8.html

 

【12/8 IS03ユーザーに朗報】

http://essere.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/128au-iso-03-85.html  

 

---以下、本文---

au IS 03

http://www.au.kddi.com/seihin/ichiran/smartphone/is03/index.html

 

使っていた携帯電話が2年半ほど前のもので、そろそろ機種変更しようか、と思っていた。

もう1年くらい前からパンフレットをチェックしていたのだけれど、全然、コレ!というのが無かった。だいたい、分厚すぎるのだ。

で、別にスマートフォンが欲しかったわけではないのだけど、薄かったので購入。

25日に買ったから、発売日当日だ。

なんか、全国で予約した人が27万人もいたらしい。

僕は予約していない。

近くの店に普通に行ったのだ。

19:00で機種変更の受付終了と書いてあったのに、19:40くらいに行ったにも関らず、受け付けてくれた。

価格は27000円と書いてあったのでそのつもりで行ったら、63000円だという。

「どういうことですか?」と訊くと、

「購入後の2年間、請求額から1500円が割引になるので、実質27000円という意味です。2年間の分割払いにしても、本体価格は変わりませんので分割がおススメです」

とのこと。

ああ、そういえば、なんかそんな感じなのだよね、今。

でも、一括払いで購入。auのポイントがあったので、50000円くらいだった。

分割って、書類をたくさん書かないといけないだろうし。

それでも、3枚もの書類にサインをしたのだ。

画数が多いから、サインが嫌いなのだ。

 

使った感じは、とても使いにくい。

特にタッチキー。

文字入力は、これまでの3倍から5倍は時間がかかる。

IS 03が悪いのか、iPhoneも同じような感じなのか、は知らない。

iPadに慣れているせいかもしれない。

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11/28 今、『就活のバカヤロー』を読むからこそ見える就職活動の難点

2008年11月に発行され「就職情報会社に踊らされる就職活動」を風刺した『就活のバカヤロー』は学生、大学関係者、企業の人事担当者などから大反響を集め、ベストセラーになった。

ただ、忘れてはいけないのは、この『就活のバカヤロー』はリーマンショック以前に書かれたものだということだ。

当時は新卒売手市場だったのである。就職したくてもできない学生というのは、限りなく少ない時代だったのだ。内定取消などが話題になるのは発行後のことで、その証拠に、本文の中では就職難に関する話題は一切ない。この本で問題提起しているのは「就職活動が抱える構造上の問題点」であって、「就職難の乗り越え方」ではないのだ。

しかしこの直後、リーマンショックによる経済状況の悪化がはじまる。

これにより、『就活のバカヤロー』から始まった「就活の構造問題」と、リーマンショックが原因となった「不況による就職難」が同時に議論されるようになる。

そしていつしか、まるで「就活の構造を改善すれば、学生の就職難は解決する」かのような議論が起こってきた。

しかし、どうも現在の学生の就職難は、就活構造問題とはほとんど関係がないように思う。

就職難の原因は、

1.不況による求人数の減少

2.企業の求める人材の高度化による学生の厳選

  (募集定員に達さなくても採用を終了するという事実)

3.国内産業の空洞化

4.円高による輸出産業の苦戦

5.外国人採用の普及

などであって、就活構造を変えたところで、上記の原因は解決しない。これらのほとんどは政策的な問題であり、地球規模の問題でもある。

上記の中で学生個人が取り組める対策は「2.」だけ、つまり、厳選される学生になるしかない。だから、ジョブウェブの佐藤氏が主張する「上位5%のプロ学生になれ」は、その点では的を射ている。しかし、それだけでは全ての学生が救われないことは明らかだ。

(ちなみに、上記すべてを個人で解決する唯一の方法として、国外で働くという選択があるが、まだ一般的ではない。日本のほうが「まだマシ」という証拠でもある)。

一方で、たとえ経済が回復を向かえ学生の内定率が向上しても、『就活のバカヤロー』で提起された問題は解決しない。その問題とは、

1.就職活動の早期化・長期化による学生生活の阻害

2.学生を囲い込むための名ばかりインターンシップ

3.誇大求人広告をつくる採用側

4.大量の告知による大量の応募を促し、結果、大量の不採用を生み出す就職情報会社

などである。

議論が拡散する中、石渡嶺司さんは一貫してこの問題を提起している。先日のジョブウェブの佐藤社長との議論がかみ合わなかった原因は、ここにあると思う。

参照:<http://www.ustream.tv/recorded/10326653>

実は、これらの構造の問題は「採用側が不利な売り手市場」だったからこそ起こった問題のはずだ。できるだけ早く学生にアプローチし、できるだけたくさんの学生を集めたい、という採用側の思惑が、このような状況を生み出してきた。

(もちろん、ネットというツール無くしては発生しなかっただろうけれど)

ところが、「内定できない学生が多数いる買い手市場」になってからもこの問題が解決しない。それは、「実際は買い手市場ではない」からだろう。

学生は就職先が見つからないが、どこでも良いわけではない。採用側も学生が見つからないが、誰でも良いわけではない。その結果、両方に需給ギャップが生じているという奇異な状態にある。これが、常見陽平さんが主張している「就活断層」だ。

この点の解決に向けては、学生側は社会を良く知り、中小企業に目を向ける必要があるし、企業側にも「学生を育てる資質」が問われるだろう。

とにかく、「就職活動の構造を改善すれば、就職難が解決する」という議論では、何も解決しない。不況で就職難だから『就活のバカヤロー』が反響を呼んだのではないのだ。

その意味で、今、読み返すべき1冊。

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