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2010年11月21日 (日)

11/21 ネットは脳をバカにするか、それともそんなこと言ってるヤツがバカで、実はネットは脳なのか

「フジテレビLIVE PRIME NEWS」

http://www.bsfuji.tv/primenews/

2010年10月22日放送

『インターネットが脳を変える?便利さの裏の活字離れ』

ネット・バカ

ネット・バカ

価格:2,310円(税込、送料別)

10日以上前の放送なので、本来は動画は見れないのだけど、上記ホームページの右側の月間人気ランキングから見れる。(2010年11月21日現在)

初めて見たけれど、なかなかレベルが高い番組。なんだテレビ局って、こんな番組もつくれるんじゃないか。地上波では視聴率が取れないから流せないのだろうか。それにしても、地上波は酷すぎる。脳をバカにしているのはネットではなくて、地上波だと思う。いや、マトモな人はもう見てないか、テレビなんて…。

閑話休題。

この回の放送で、特に面白かったのが、養老さんの話。(前編9:00ごろ)

「ネットから目で得る情報は、身体的(動物的)な視覚情報」ではない、というもの。

「ああ、そういうことだったのか」とうなずいた。薄々感じてたのに、言葉になっていなかったものを言葉にしてもらった感じだ。

特に、ネット上に自分でアップロードした情報というのは、自分の脳で一度処理した情報だ。ということは、限りなく自分自身であり、自分の脳の拡張であるとも言える。

つまり、処理した情報を、有機物(脳)で蓄えておくか、無機物(電子メモリ・ハードディスク)に蓄えておくか、という選択が可能になったということ。

 

無機物(電子メモリ・ハードディスク)の記憶は、基本的には劣化しない。ただし、時間経過による技術向上によって、相対的に質が劣化することは起こる。例えば、5年前のPCで表現できたことと、今のPCで表現できることは異なる。良くも悪くも、その当時のままで残る。

非常に整理されているし、検索性に優れているが、基本的には文字検索に限られる。「なんか、青かった」とかでは検索できない。

 

一方、脳の記憶は、劣化が著しい。また、自分の都合の良いように解釈し、記憶が変化することも多い(脳にインプットする際にすでに変化しているのか、記憶した後に変化しているのかは知らない)。

情報検索力は、検索が早いというよりも、特定するのがデジタル機器よりも早い。「なんか情報が20個くらいひっかかたけど、どれだったっけ?」というようなことは、まれにしか起こらない。

また、なにより優れているのが、電子メモリ・ハードディスクへの記憶はインプットのために情報をフィルタにかけて整理する必要があるのに対し、脳の記憶はその必要がない。とにかく、なんでもかんでもインプットすることができる。そして、整理は脳に記憶してからすれば良い。

その整理した記憶を、ネット上にアップロードする。インターネットという世界が1つになった場所にそれを記憶させ、「非常に巨大な共有の脳」が生まれている。

その結果、僕たちは、自分が体験していないことを「共有の脳」から引き出せるようになった。その気になって「脳の記憶を辿れば=ネット上を探せば」、知らないことなんてほとんど無い。(あるとすれば、それは誰かが故意に隠しているだけだ)

これを、安易にバカと呼ぶのか。

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