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2010年10月14日 (木)

10/14 電子メディアによる過酷な加速に切断されるな

マクルーハン

マクルーハン

価格:1,050円(税込、送料別)

久々に、「すごい本」を読んでいる。メディア論のマーシャル=マクルーハンという人についての本。

30~40年前の人なのだけれど(テレビの時代だ。まだ白黒かもしれない)、すでにインターネット時代を予見していたのではないか、と思わざるを得ない。

「私たちは道具を形作り、その後、道具が私たちを形作る」(P50)という主張は、インターネットに振り回される今の我々を端的に表している。

いや、ここのところ、メールの返事が遅いとかで怒られることが多いのだけれど、「おかしいんちゃうか」と思っている。2日くらい待つ余裕がないなら、メールで連絡なんかするな。

幸い、僕の友人にはそういう人がいないので、1つの話題についてのメールを、1日1通ずつ(送信と返信で2日必要だ)1週間くらいのんびりやりとりしたり(交換日記みたいだが)とか、1週間前に送ったメールの返信が来て「あれ?何だっけ?この返事?」なんてこともある。みんな、振り回されていない。素晴らしい。

…ということで、マクルーハンによれば、電子メディアとは、自転車、または自動車のようなものだという。

自転車、または自動車の車輪は、荷物の重圧から我々を解放してくれた。我々は荷物の大きさや重さを気にせず、自由自在に動ける。しかし、その代わりに足はペダルを漕いだり、アクセルを踏まなくてはならなくなり、足の本来の身体的な役割から切断され、束縛されることになった。

けれど、僕はインターネットを使っているのであって、使われているのではない。

ということで、返信したり転送しないといけないメールを4つほど抱えているが、そのために何も犠牲にしたくないので、このブログを書いています。

また、マクルーハンは、こんなことも言っている。

「時計とは、組み立てライン風のパターンによって、秒・分・時を均一な製品として生み出す機械である。時計は、時間を人間の経験のリズムから切り離した」(P47)

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