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2010年9月 2日 (木)

お嫁様の名言 その4 (寝言編その2)

 

はーい!良く寝てまーす!(寝言)

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MOVIEレビューVol.6 「MW -ムウ-」

映画公式ホームページ

http://mw.gaga.ne.jp/

原作:手塚治

久しぶりに面白い映画を見た。

パッケージなんかは、B級映画っぽいのだけれど、『デスノート』よりも面白い。

邦画のサスペンスで、僕が見た中では一番面白いんじゃないだろうか。

ストーリーは、皆殺しにされた島の生き残りが復讐を果たすという、単純な話なのだけれど、玉木宏のイカレっぷりが最高で、それだけで見れる。

終盤は若干物足りなさがあるのだけれど、ラストシーンは良かった。

原作が読んでみたくなった(こんなことは珍しい)。

MW -ムウ- 【DVD】

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価格:3,591円(税込、送料別)

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9/2 予想以上に不合理

今日、後輩のYZRH氏が出演する「サビーナ・オーケストラ」というコンサートを聴きに行った。

行った、のだが、聴かなかった。

チケット受付があまりにひどかったため。

まず、開演30分前に着くと、40人くらいだろうか、チケット受付にすごい行列ができていた。
最初は、人気なのだな、と思ったのだけれど、よく見ると、「当日チケット」と「予約券」の2つの窓口があるのに、列が1列しかない。(ちなみに僕が欲しいのは予約券)
どういうことだろうか。誰かに訊こうと思ったのだけれど、列を整理しているスタッフがいない。
しかたなく、近くにいた、並んでるオジサンに訊いたが、「混乱していてよく分からない。とりあえず並んでいる」という。
仕方がないので、一番後ろに並ぶ。
論理的に考えれば、並んでおけば、そのうち買えるはずだ。
しかし、一向に進まない。

15分ほどたった頃、なんか、前の方が騒がしくなった。
なにやらスタッフが叫んでいる。
しかし、よく聞こえない。

すると突然、次々と名前が呼ばれ始めた。
3人くらいが叫んでいるので、何か聞き取りづらい。
そもそも、何の人を何のために呼んでいるのかわからない。
呼ばれて列を抜ける人もいるし、聞こえなくて前に出る人もいる。
スタッフに質問するために列を抜ける人もいる。
とにかく、どんどん列が崩れ始めた。

どうやら、「既にお金を払っていて、チケットを受け取るだけの人」の名前を呼んでいるらしい、と分かったのは、しばらくしてからだった。
この発想は驚きである。
そもそも、まだ来ていないかもしれないし、来ないかもしれない。
そんな人を、ぐちゃぐちゃになった人々の中を叫びながら探しているのである。

一方、チケット代金を払わないといけない僕はというと、もう、どこにどう並んだらいいか分からない。
受付は人だかりでダンゴ状態。
途中から来た人も、あまりの混乱っぷりに茫然としている。
そもそも、もう開演時間を過ぎたじゃないか。

ということで、YZRH氏には悪いけれど、帰ったのでした。


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2010年9月 4日 (土)

9/4 日経新聞WEB刊が凄い

日本経済新聞

http://www.nikkei.com/

 

月額4000円の電子新聞。これがとても気に入っている。

僕は学生のころは新聞をとっていたけれど、就職してからは購読していなかった。

理由としては、

 

【1.】全部読めない

時間的に読める量に対して、支払う金額が大きすぎる。内容と料金を5分の1とかにした「ライト版」を作ればよいかもしれない。(配送コストは一緒だからビジネスとして成り立たないと思うが)

【2.】無料の情報との競合

内容に偏りがあるものの、【1.】で提案した「ライト版」程度の情報は、テレビやネットで無料で獲得できる。(つまり、「ライト版」はあらゆる意味で不要)

【3.】大きさ

人間が読むツールとしては最も大きい。あの大きさに誰か疑問を持たないのだろうか。慣れれば読める、とか、折りたたみのテクニックがあるんだよ、という人もいるが、慣れないと読めないようなモノを作るほうがどうかしている。

【4.】溜まる

これが一番問題で、どんどん溜まるし、溜まったら捨てなければならない。しかも溜まるスピードが半端ではない。今日読めなかったから明日読もう、と思っても、明日は明日の新聞が届くのだ。この、次から次へと増える、というプレッシャーは大きい。まるで仕事である。それに、後から記事を探そうと思っても、探すのが大変である。切り抜きをする人もいるようだけれど、それだって、切り抜きノートの中から探さないといけないわけで。

 

以上のような問題で、紙の新聞は購読していなかったけれど、日経新聞WEB刊は、これらを綺麗にクリアしている。

【1.】全部読めない

読む時間がなくても、同じサイト上で、明日も読める。今日の記事と、昨日の記事が、同じ画面に掲載されているというのは画期的だ。もちろん数日すれば消えてしまうが、記事の保存もできるので問題ない。

【2.】無料の情報との競合

さすがは日経新聞。テレビやネットで流れている情報とは質が違うので、競合にならない。

【3.】大きさ

WEBなので、「大きさ」という概念が無い。PCでも読めるし、iPadやiPhoneでも読めるし、携帯電話のブラウザでも読める。このメリットは大きい。

【4.】溜まる

紙の新聞は「溜まる」というのが単にゴミが溜まるだけのことだけれど、WEB版は「情報の蓄積」に変わる。

 

さらに、WEB版だけの機能として、

【5.】

動画記事もある。記者会見などは、記事を読むよりストレートに伝わる。

【6.】

これまでユーザーが読んだ記事を分析し、自分にマッチングした記事を自動的に提案してくれる。情報を探す手間が大幅に減る。

【7.】

キーワードを登録しておけば、そのキーワードが含まれる記事が自動で収集される。もちろん、普通のキーワード検索もできる。

 

電子版は、以上のようなメリットに対し、デメリットというのがほとんど無い。

せいぜい、月額4000円を払うだけのメリットを、読者がそこから抽出できるかどうか、という問題だろう。

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9/4 SURFACE 解散ライブDVD『Last attraction』発売日決定 & 椎名慶治ソロCD『I』発売決定

急に、SURFACE関連のキーワード検索によるアクセスが増えていたから、何かあったのかな、と思っていた。

ちなみに、「SURFACE 解散 DVD」でGoogle検索すると、このブログが4つ目に表示される。(2010年9月4日現在)

 

まず、SURFACEの解散ライブDVD『Last attraction』の発売日が、

2010年11月10日に決定していた。

参照:「SURFACEオフィシャルページ」 http://www.surface.net/index.html

限定5000枚である。少ないと思う。どうやったら確実に手に入るのだろうか。

このあたりの不満は、以前の記事に書いた。

参照:http://essere.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/722surface-38ee.html

 

もうひとつは、ソロ活動を始める椎名さんの新曲の発売日が決まっていた。

「椎名慶治オフィシャルホームページ」 http://www.yoshiharushiina.com/

楽しみ。

 

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2010年9月 5日 (日)

9/5 「ビッグクランチ」か「ビッグリップ」か

この秋から登場する、マクドナルドの2大新メニュー。

…ではない。

宇宙の話である。

9/4放送の「サイエンスZERO」が宇宙特集だったのだ。

参照:http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp317.html

 

宇宙は「ビッグバン」で始まったことになっていて、爆発した後、勢いでドーンと広がっていった。

どうやら、今でも広がっているらしい。

ところが、物質と物質(例えば星と星)は引き合う。引力が働くからだ。

すると、ドーンと広がる勢いが強いうちは良いが、広がるにつれて勢いが弱くなってくると、引力のほうが強くなる。

そして、今度は宇宙が収縮に向う。宇宙がどんどん小さくなる。

最後には、無限の小ささの点になる。

これを、「ビッグクランチ(Big Crunch)」というらしい。

Youtubeに説明の動画(英語)があったので載せておこう。

http://www.youtube.com/watch?v=0lyqoWgB5kg

 

ちなみに、収縮しきった後に、またビッグバンが起こって宇宙が繰り返すという説も、Youtubeで発見した。

http://www.youtube.com/watch?v=H1q0fNVcb6I&feature=related

この動画の注目すべき点は、動画の図がマクドナルドのマークにそっくりなことだ。そう、マクドナルドのマークは、実はこの繰り返す宇宙を象徴しており、マクドナルドの真の目的は、飲食業界の支配だけでなく、宇宙支配なのである。「ビッグマック」とは、「ビッグバン」「ビッグクランチ」を繰り返し起こさせるマクドナルドによるプロジェクトのコードネームなのだ!(ウソです)

 

えっと、ビッグクランチの話でした。

一方、宇宙には暗黒エネルギーというのがあるらしい(SFの話ではない)。これは、引力とは逆の力で、物質を遠ざける力(斥力)を持っている。暗黒エネルギーの性質によっては、宇宙は無限に加速して膨張するらしい。

この場合、極限まで膨張した宇宙では、暗黒エネルギーが物質の結合を切り離し、あらゆる物質が素粒子(原子よりもっと小さい単位)レベルまで分解されるという。

この場合は、だだっぴろい宇宙にチリみたいなのが広がっている、というのが宇宙の終わりだ。

これを、「ビッグリップ(Big Rip)」というらしい。

これもYoutubeに説明の動画(英語)がある。

http://www.youtube.com/watch?v=cAJmm4wN7vY&feature=related

 

 

 

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2010年9月12日 (日)

9/12 SURFACE Final Live DVD 「Last Attraction」をネットショップが受付開始

限定5000枚の解散ライブDVD。

5000枚というと、この解散ライブのホールの収容人数が5000人。チケットが即日で完売したことを考えると、このDVDが店頭に並ぶことはほとんど無いと思う。

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BookレビューVol40 常見陽平「絶対にやってはいけない!負ける面接100」

絶対やってはいけない!負ける面接100

絶対やってはいけない!負ける面接100

価格:1,470円(税込、送料別)

採用コンサルティングの常見陽平さんの新刊。

「受からない面接の事例集」という珍しい本。

就活生をバカにした本ではなくて、就職活動における学生の思い込みと、採用側のギャップを解説した本になっている。

例えば、「TOEIC700点以下で英語力を自慢するヤツ」という事例があるが、自分の中では700点は努力の結果だとしても、企業から見れば、そんな学生は何百人も応募しているわけで、少なくとも自慢にはならない。(もちろん企業によるけれど)

他にも、自分ではアピールになると思っていることが、全然アピールになっていなかったり、むしろマイナスイメージを与えてしまう、ということが紹介されている。

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BookレビューVol41 石渡嶺司「就活のバカタレ!」

就活のバカタレ!

就活のバカタレ!

価格:1,155円(税込、送料別)

『就活のバカヤロー』の著者、石渡嶺司氏が原作のコミック就活本。

就活対策というよりは、就活の茶番っぷりを風刺的に描いた本で、この渦中にある大学生や大学関係者よりむしろ、保護者、採用担当者、高校の先生などに読んで欲しい本。

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2010年9月13日 (月)

9/12 雇用の国際化

最近目立つのが、雇用の国際化の動き。

リクルートが中国の大学生(留学生ではない)の日本企業への就職を支援する事業を開始する一方、パソナは日本人の中国企業への就職を支援する事業を開始する。

楽天・ユニクロが英語を社内公用語にするニュースは物議を醸したけれど、日立製作所は2012年度採用において、技術系以外は、全員を海外赴任させる前提で採用すると発表した。

パナソニックはすでに新卒採用の半数以上を外国人にしている。

転勤が嫌だとか言っている場合ではない。

日本人が海外に出稼ぎにいかなければならない時代が、本当に来るかもしれない(僕の子供の世代くらいで)。

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2010年9月14日 (火)

9/14 Twitterの効果を検証する

昨日、急に、このブログへのアクセス数が増えてるな、と思ったら、人材コンサルタントの常見陽平さんが、Twtterでこのブログの記事

【BookレビューVol40 常見陽平「絶対にやってはいけない!負ける面接100」】

を紹介していた。そこからこのブログに来られた方が20人ほどいたのだ。

(たしたことを書いてないので、来た方々には申し訳ない)

1日20人というのは、実はそんなに目立って多いアクセス数ではないのだけれど、1時間に20人というのは、ちょっとビックリした。

せっかくなので、考察したい。

常見さんのTwitterアカウント@yoheitsunemiには、4000人ほどのフォロワーがいる。つまり、このブログへのリンクが、4000人に発信された、ということになる。そこからこのブログに来たのが20人だ。

つまり、200人に1人の割合である。

と、見せかけて、実はこのブログでは、携帯電話からのアクセスは把握できない。そのため、PCやiPhoneからのアクセスが20人、というのが正確である。

Twitterの性質を考えると、携帯からアクセスした人は、もしかしたら50~100人くらいいるかもしれない。

それでも、せいぜい、100人に1人くらいである。

Twitterの効果というのはそれくらいだろう。これは、仕事で使っていても実感している。

今、僕が管理している職場のTwitterアカウントは400人ほどのフォロワーがいるけれど、1度のツイートで4人に届いているかどうか、というところだろう。

ちゃんと届けようとしたら、同じ情報を少なくとも数回は発信する必要がある、ということ。

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2010年9月15日 (水)

BookレビューVol42 常見陽平「くたばれ!就職氷河期 就活格差を乗り越えろ」

くたばれ!就職氷河期

くたばれ!就職氷河期

価格:819円(税込、送料別)

常見陽平さんの最新刊。

この方の本はいろいろ読んだけれど、これまでの集大成、という感じになっている。

この書籍のキーワードは「就活断層」という言葉である。

リーマンショック以降、企業の業績が良くない。採用や育成にかける人員も予算も無い。無数に応募されるエントリーシートを読む時間もない。

一方、大学や学部の数が増え、学費さえ払えれば誰でも大学生になれる時代になり、同じ「大学生」でも大きな差が生じている。そして、学生は大企業しか知らないから、応募が大企業に集中する。

これが、企業が採用する大学を絞り一部の優秀な学生に内定が集中する一方で、中小企業には学生が集まらないという、「二重の断層」を生んでいるという。

そもそも、大企業の採用数で大卒全員をまかなえない以上、一定数の学生は、中小企業へ入社するしかない(起業や海外への就職でも良いけれど)。ただし、中小企業に就職するリスクは大きい。

「大企業だってリスクは大きい」というのはこの本でも書かれているけれど、「無差別に大企業に入る」のと、「無差別に中小企業に入る」のでは、やはり中小企業のほうがリスクが大きいと思う。

そのリスクを回避するためには、学生は「企業を見る眼」を養う必要がある気がする。社会人視点で企業を見る眼だ。例えば、営業マンが新規取引先をリサーチするような眼である。

それはきっと、リクナビのページをいくら見ても養えないだろう。

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2010年9月16日 (木)

9/16 やりたいのではなく、言いたいだけの人

お嫁様が、「仕事を辞めたい」と言うから、

「辞めれば?」と言ったのだが、すると

「辞めたくない」という。

矛盾してないか?

と最初思ったけれど、つまり「辞めたい」のではなく、

「辞めたいと言いたい」のだと理解。

 

これは、珍しいことでもないだろう。

 

「痩せたい」と言うくせに、減食も運動も嫌だ、という人がいるし、

「お金が欲しい」と言うくせに、努力するのは嫌だ、という人もいるし、

「権利をよこせ」と言うくせに、責任を果たさない人がいる。

こういう人は、単に「言いたいだけ」と理解すれば、

なるほど、納得。

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2010年9月18日 (土)

9/18 大学全入時代を考えてみる

大学全入時代が問題視されている。

大学淘汰の時代と言われる一方で、大学生の質の低下が問題になっている。『名ばかり大学生』なんて本も出ている。

名ばかり大学生

名ばかり大学生

価格:777円(税込、送料別)

けれど、大学全入というのは、そんなに悪いことだろうか?

というか、そもそも大学全入という認識が間違っていないか?

なぜなら、大学進学率は50%程度なのだ。

「大学全入」ではなく、「大学半入」、つまり2人に1人は大学に行かないのである。いや、もしかしたら、「行きたくても行けない」のかもしれない。

この「行きたくても行けない」学生が進学できるようになれば、大学志望者数が増えるのだから、大学定員を割り込むことはない。むしろ、増加する大学定員が、これまで行きたくても行けなかった大学への道を高校生に提供しているとも言える。

そもそも、「大学に行きたい高校生が、全員、大学に行ける」というのは目指すべき社会であって、非難されるようなものでもないだろう。

(「大学に行きたい高校生が全員」である。「高校生の全員が大学に行け」とは言ってない)

 

大学間の競争が激化して、生き残りの危機、という話もある。これは、残念ながら、一般社会では当たり前のことだ。世界に名だたる大企業から、近所のクリーニング屋まで、常に生き残りの危機である。その中でイノベーションが生まれてきたのだから、大学間の競争は、学生にとっても社会にとっても、プラスに働くこともあるはずだ。

 

大学生の質の低下も問題だと言われる。これは、確かに問題かもしれない。

だから、入学試験は、もっと厳しくするべきだろう。「大学受験をする資格を得るための試験」を国で作ってもいいくらいである(いわゆる大検、現・高卒認定試験を義務付けても良い)。そうすれば、大学生の質は一定に保たれる。そんなに難しい試験をする必要はない。高校2年までの内容で、5科目平均正答率60%くらいを基準にしても良い

つまり、「大学に行きたい高校生が、全員、大学に行ける」のではなく、

「大学に行きたければ、勉強して、高校2年の内容の60%くらいは理解しなさい」

になる。至極、当たり前の話だ。高校の内容を理解していないのに、大学なんて行くな。

 

さて、「全入」と言えば、高校進学率は98%程度である。

つまり、間違いなく「高校全入時代」だ。

これは問題にならないのか。

高校は淘汰されないのか。

「名ばかり高校生」はいないのか。

もしかして、「名ばかり高校生」が、「名ばかり大学生」になっているだけではないか。

日本の大学は出るのが簡単、と言われるが、高校だって簡単すぎないか?

高校卒業に一定の基準を設ければ、大学だって「名ばかり大学生」を入学させる羽目にはならないはずだし、一定の基準をクリアしているのならば、大学進学を希望する学生が全員大学生になることに、なんの問題もないはずだ。

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9/18 「卒業後3年間は新卒扱い」という意味不明な動きを考えてみる

ほとんどジョークだと思っていたこの話が、けっこう現実味を帯び始めている。

まず、よく言われる問題として、「大学の授業をサボらないと就職活動ができないのはおかしい」という意見がある。

これはまともな意見だ。「現状の大学の講義なんかより、就職活動のほうがよっぽど有意義だ」という意見もあるが、少なくとも学生は授業料を払っているのだ。受けれなかった講義分の授業料を、面接をした企業が払ってくれるわけではない以上、企業側に、大学生の講義を阻害する権利はない。

だから、就職活動は卒業後、という流れでも良いと思う。

でも、なぜ3年もいるのか?

1年でいいじゃないか。

 

今年、大学卒業生50万人のうち、就職も進学もしなかった学生が約8万人いた。この8万人のうち、どれくらいがフリーターや主婦になり、もしくは起業などをするのかわからないが、決して少なくない人数が、就職浪人として、もう1年間、大学に残る。

けれど、来年は来年で、50万人の卒業生がいるのだ。来年は50万人+α人で、新卒採用の椅子を取り合うことになる。当然、募集数は変わらないから昨年より、状況が悪化する。

既にこういうことが起きているのだ。

 

これを、卒業後3年を新卒扱いにすれば、どうなるか。

まず、卒業年で、大学生50万人のうち、42万人は進路が決まるが、8万人が就職できないまま卒業する。(就職率は84%だ)

卒業後1年目は、50万人+8万人=58万人で新卒市場を争う。やはり42万人しか進路が決まらないので、16万人が就職できないままである。

卒業後2年目は、50万人+16万人=66万人で新卒市場を争う。やはり42万人しか進路が決まらないので、24万人が就職できないままである。

卒業後3年目は、50万人+24万人で、74万人で新卒市場を争う。やはり42万人しか進路が決まらないので、32万人が就職できないままである。

そう、新卒扱い74万人のうち42万人しか就職できない。つまり新卒の就職率は57%になる。

これは、もちろん数字のマジックで、卒業数と採用数が一緒なのだから、「就職できなかった人数」は一緒だ。けれど、「3年間は新卒扱い」とすることで、「新卒採用市場」が異常に膨れ上がるのは間違いない。これは、企業にとっては大きな負担になるだろう。同じ学生を3回落とすことにだってなりかねない。

 

そもそも、1年間の就職活動で決まらなかった学生が、3年間やったら決まるのか。

その参考になる興味深いデータを1つ書くと、

5年間で3回の受験チャンスがある新司法試験の合格率は、22年度試験において、

1回目の受験者の合格率 21.7%

2回目の受験者の合格率 16.7%

3回目の受験者の合格率 15.5%

となった。回数を重ねるごとに、どんどん合格率は落ちていくのだ。

1回目より2回目、2回目より3回目のほうが、努力の量が多い、という正のベクトルと、

2回目を受けるのは1回目で落ちた人だけ、3回目を受けるのは1回目も2回目も落ちた人だけ、という負のベクトルでは、

負のベクトルのほうが大きいのである。

 

これを考えると、1年以内に就職を決めるのが、最善と言ってよい。

3年間も猶予を与えるのは、誰にとってもプラスにはならないだろう。

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2010年9月23日 (木)

9/23 「卒業後3年間は新卒扱い」という意味不明な動きを考えてみる その2

前回の記事について、t.arakiさんより、コメントをいただいた。

参照:http://essere.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/918-658f.html

---以下、コメント---

違う観点から一言。

僕もこの話は笑い話かなんかだと思ってたのだけど、
大学院生にはとてもありがたい話なのではないかな、と思っています。

選んだ研究室がろくでもないところだったり、
研究が立ち行かなくなってドロップアウトすることはままあるし、
そうやって中退するケースを考えると、
卒業後3年ぐらいの猶予があると非常に良いのではないかと思います。

あと、修士課程について言うと、
就活が6カ月以上学生を拘束するので
ろくに研究もせず修士学位をとっていく学生がいることに
僕は少なからず不快感を覚えています。

でもまぁ結局、
決まる人は決まるし、決まらない人は決まらない、
そうなる気がします。

いずれにせよ、新卒信仰を崩して
卒業年度や時期に縛られない、新しい就活の形が求められているわけで、
その一里塚としてはまぁいいんじゃないでしょうか。

--------------

うーん。

大学院を進路に選んだのにドロップアウトした人。

就職したけれど、辞めた人。

1年間就職活動をして決まらなかった人。

そもそも就職活動をしなかった人。

これらの人を、企業が「卒業後3年以内だから」というだけで、「これからスタートの人」と同列に扱うだろうか、というのが根本的に問題になると思う。履歴書(エントリーシート)を見れば、これは一目瞭然なのだ。

「なぜ、大学院を辞めたのですか?」

「なぜ、就職した企業を辞めたのですか?」

「なぜ、1年間就職活動をしても、就職が決まらなかったと思いますか?」

「なぜ、就職活動をしなかったのですか?」

少なくとも、こういった質問に対する答えを用意する必要がある。つまり、「応募できる」というだけで、ハンディは変わらない。(もちろん、t.arakiさんが言及しているような、一部の優秀な人にとっては、大きくチャンスが広がると思うけれど)

それに、企業側(特に毎年数十人以上の人材を必要とする企業)の事情からすれば、「新卒採用という枠」が無くなることはたぶん無い。一番安く、優秀な人材を大量に獲得する方法だからだ。

就職活動というのは、企業の「採用活動」であり、企業戦略なのだから、別に学生のために行っているものではない、という認識が、この一連の動きに欠けている観点ではないかと思う。

そういう意味で、「新卒3年制度」は、企業側から見れば「ただでさえ多い応募が、さらに増える」ことにしかならない、というのが僕の意見。

「新卒以外にも優秀な人間だっている」というのは、大量採用する企業側からすれば、誤差の範囲のチャンスロスでしかないのではないだろうか。

 

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9/23 女子大生からパーティーに誘われて行ってみた

1週間ほど前に、とある大学生、しかも、一度話をしたことがあるだけの女子大生から、突然、

「パーティーを開催するのでよかったら来ませんか?学生と社会人で、わいわいしたいです」

という主旨の誘いを受けた。

そして、なんと、「行きます」と返事をしたのである。

深く考えてない。

単に、断るのが申し訳ないというか、「人が集まらないのかな、断られたら残念に思うだろうな」というのと、「今の学生に必要なのは、社会人との関りだ」という常見陽平さんの意見に賛同しているので「なにか役に立てるかな」と思ったこと、あとは、自分にも何かメリットがあるかもしれない、というのが理由。

まぁ、なんか勧誘を受けたりするようなリスクはあるけれど、断ればいいし、くらいに考えていた。

そもそもパーティーって何ですか?という感じだが、忙しいし、質問もしないままだった。

そして当日を迎える。

開催される店をちゃんと見たら、CLUB&BARみたいな店で、DJがいるとか書いてある。

なんか、予想を遥かに超えたパーティーかもしれない、という不安がよぎった。

もしかしたら、ギラギラ光ってて、踊ったりするのではないか。

さらに、変なクスリとか飲まされたり、注射を刺されたりするのではないか。

そんな不安と不安と不安を抱きつつ、店に向かう。

店は地下にあった。

不安をもう一個追加。

しかし、中に入ると普通の店だった。人がたくさんいて、後で分かったけれど、70人以上いたらしい。やはり若い人が多い。男女比は半々くらい。もしかして、新手の合コンか?それとも、お見合いパーティーみたいなものか?

主催者以外の知り合いは1人もいないし、そのコとも別に仲が良いわけでもない(本当に1度話したことがあるだけ)ので、空いている席に座る。

と、45歳くらいのダンディなオジサン(ちなみに40代はこの人だけで一際浮いていた)が向いに座ったので、挨拶をする。なんと税理士さんらしい。名刺交換をして、話をする。「どういうつながりで来られたんですか?」と聞くと、その女子大生が「議員インターンシップ」をしたときに知り合いになったという。議員の手伝いをするという、社会体験プログラムがあるのだ。

税理士の仕事について聞く。税金だけでなく、経営者からいろんな相談を受けるらしい。法律関係もあれば、企業戦略、人事関連、資金繰り、そして家庭の相談まで。その税理士さんは、FP1級と、宅建も持っていた。けっこう複合的な仕事なのだ。

そんな話をしていると、主催者の女子大生の開催の挨拶が始まった。

「私は、今日、20歳になりました。私は今、とても幸せです。この幸せを、みんなにも分けたいと思って、今日はこのパーティを企画しました」という。

つまり、お誕生日会なのだ。

しかも、自分で主催である。

いや、僕も自分の結婚式の二次会の司会を自分でやったから、気持ちは分かる。人に頼むより、自分でやったほうが効率が良いのだ。

それにしても、「私は幸せだから、この幸せをみんなにも分けるためにパーティーを開いた」というのは、なかなかすごいロジック(そして、けっこう失礼)である。

しかもジョークではなく、大真面目なのだ。

その後、いろいろな人と話をする。

「よくわからないまま来た」という人が非常に多かった。社会人もいたし、学生もいた。

社会人も、金融系から、「<車の修理をする機械>を修理する工場に勤務する人」(同い年だったからいろいろ話した)まで、幅広かった。

主催者の友達の友達、という、なんかもう意味不明な人も多かった。(僕だって意味不明だが)

それにしても、20歳で、これだけいろんな人を、わけもわからないまま、70人以上集められるというのは、なかなかスゴイ、と素直に関心。

「今年の抱負は?」と聞かれ「面白いことをします!」と言っていた。

変な人なのだ、きっと(気づくのが遅い)。

公認会計士を志望している学生がいたので、最初に知り合った税理士さんを紹介してあげて、そのあたりでパーティーはお開きになった。

なんだったのだろう、一体。

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2010年9月26日 (日)

BookレビューVol43 イタロ・カルヴィーノ 「不在の騎士」

不在の騎士

不在の騎士

価格:819円(税込、送料別)

イタリアの作家、イタロ・カルヴィーノの「歴史三部作」の作品の1つ。

「鎧の中は空洞」という「存在しているのか、いないのか」という微妙な騎士が主人公アジルルーフォ。

これと対象的な存在(そして、主人公よりキャラクターとして魅力があると思う)として描かれているのが、確かに人間として存在しているが、自分が何かわかっていない人間、グルドゥルー。カエルを見れば自分をカエルだと思い込み、梨の木を見れば自分を梨の木だと思って梨の実を実らせ、スープを見れば自分がスープだと思って皿に入る。

この2人を柱に物語が展開すれば相当面白いのだと思うけれど、後半からストーリーが別方向に進んでしまうのが残念。(エンタテインメント作品ではないから仕方ないが)

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9/26 バイオオイルを山の中で作るという発想

9/19の「ガッチリマンデー」が、林業特集だった。

参照:http://www.tbs.co.jp/gacchiri/archives/20100919/1.html 

 

「普通の3倍の値段で売れる木材」というのが紹介されていて、お嫁様が「なんでだろう」と言うので、「節目がないからでしょ。枝が伸びるまえに切るんだよ」と言ったら、その通りだった。お嫁様から「林業マニア」との評価を得た。

その番組の中で、木材からオイルを作るという技術が紹介されていたが(そういえば、服からオイルを作るという技術も見たことがある)、まだまだ実用化されそうにはない。製造されるオイルより、製造するために使うオイルのほうが多いのでは?という感じ。(世の中のエコはこういうパターンが多いけれど)

ただ、これが実用化するならば、バイオオイル工場は山の中に作ると良いと思う。

というのも、木材は、山で切るのも大変だが、山から運ぶのも大変で、クレーンやヘリコプターで運んでいるらしい。

ならば、山の中で液体にして、パイプを通して流し、ある程度広い場所でタンクに貯めて、ダンプカーで運べば良い。なんなら、そのままパイプで川づたいに街まで流しても良い。

オイル製造に必要なエネルギーは、もちろんそこで製造したバイオオイルで賄う(賄えないなら実用化とは呼べない)から、工場のための電線や燃料運搬は不要だ。

もちろん山は広いので、バイオオイル工場は、キャンプみたいに移動していくことになるだろう。だから、エネルギー効率だけでなく、小型化、軽量化も課題だ。

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9/26 ゴルフ初体験

といっても、スクリーンに向かって打つやつですけど。

テレビで芸能人がやっているのを見て、以前から興味があったのだけど、知り合いがスクリーンゴルフ場で働くことになったので、行ってみることにした。

ゲーセン感覚というか、「太鼓なんて絶対叩かないけど太鼓の達人をやる」、みたいな、そういうノリで行った。 

ところが、予想以上に本格志向。

基本的に、レッスンを受ける場所なのだ。また、スイングの様子をカメラで分析したりできるらしい。

実際にスイングさせてもらったが、確かに、太鼓の達人のようにお手軽にはいかない。

7番アイアンを1時間ほど教えてもらいながら練習させてもらったが、本来は130y程度は飛ぶそうだが、僕が打っても平均で50yくらい、MAXで80yだった。全然飛ばない。というか、どこがどう当たっているのか分からないし、どうやったら130yも飛ぶのかも分からない。

コースを実際に回れるようになるには、週1回のレッスンを半年ほどしないといけないらしい。なかなか気が長い話だが、コントラバスだって、週1回のレッスンじゃあ、半年経っても何も弾けるようにならないから、仕方がない。

週1回は、スケジュール的にちょっとムリなので、断念。

レッスンコースでなく単発利用(ビジターというらしい)だと、1つのブースを1時間6000円で使えるそう。

実際にゴルフコースに行く交通費や時間を考えると、そんなに高いとは思わないけれど、コーチが付かないので、「初心者だと、上手くいかなくてゴルフが嫌いになるだけだと思いますよ」と言われた。つまり、ある程度の技術がある人が、個人練習で使うならOKということ。

もしくは、ゴルフができると一緒に行って教えてもらうという手もある。1ブース6000円なので、2人でも3人でも料金は変わらないとのこと。

スタッフの方は良い人だった。

初回は無料らしいので(僕もお金を払っていない)、ゴルフに興味があって、時間とお金もある人は、予約して行ってみては。

 

SGLゴルフ倶楽部(西宮 苦楽園)

http://www.screengolfland.com/

 

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2010年9月27日 (月)

MagazineレビューVol.1 週間ダイヤモンド2010.9.18 「壊れる大学」

週刊 ダイヤモンド 2010年 9/18号 [雑誌]

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価格:690円(税込、送料別)

大学全入時代を迎えつつある大学の現状を特集した号。

・本誌独自判定「危ない大学30」

・「募集停止大学」の今

・AO・推薦入試乱発の実情

・早慶大学院も面接だけで合格

など、学生集めに必死になっている大学の実情と、それによる大学生のレベル低下を問題としている。

圧巻なのは、『全国537私大「財務状況」ワーストランキング』で、各大学の収支や自己資本比率を分析している。

また、2流・3流大学や、高卒から、面接だけで1流大学の大学院に入学して学歴をつける「学歴ロンダリング」と呼ばれる手法も解説されている。

 

後半の特集は、『グローバルブランド成長力ランキング』。どのブランド・社名・商品が世界で伸びているかを細かくランキング。1位はGoogle。日本だと5位にソニー、13位にWiiがランクイン。

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MagazineレビューVol.2 プレジデント2010.10.18 「学歴と人生の損得」

PRESIDENT (プレジデント) 2010年 10/18号 [雑誌]

PRESIDENT (プレジデント) 2010年 10/18号 [雑誌]

価格:690円(税込、送料別)

学歴特集。

大学別の就職率ランキングをはじめ、社長輩出ランキングなど、様々なランキングが掲載されている。

就職率では、国公立や有名私立総合大学よりも、単科大学の方がランキング上位に来ている。これは国公立や有名私立大が大学院進学の人数が多いこともあるが、単科大学のほうが、就職先とのコネクションがしっかりしているということもあるだろう。

また、結婚に関しての調査もある。高学歴な女性ほど、自分より学歴が低い男性との結婚を嫌がる傾向にあるという。

さらに「就職に困らない偏差値50以下17校」という面白い特集もある。その大学が、地域や特定業界とのコネクションがしっかりしていれば、きちんと学生を社会に送りだせるということ。

一方、「人事部証言」の特集では、「大学生の2/3は高卒レベル」とバッサリ。「景気が回復しても採用数を増やす予定はない」、「採用予定数に満たなくても、欲しい学生がしかとらない。良い学生が見つからなければ予定数の半分でも仕方が無い」、「応募学生は多くなっても、ヒット率は落ちていて、優秀な学生の取り合いはどんどん激しくなっている」など、生々しい意見が書かれている。

P79では、採用ターゲット校として、20校以内しか設定していない企業が82%、10校以内しか設定していない企業が58%という調査結果が紹介されている。つまり、自分がその10校、もしくは20校の大学に所属していなければ、いくらエントリーシートを頑張って書いたって(ほとんど)無駄なのだ。

とにかく、就職活動というのは「企業の採用活動」である以上、企業側に余裕がない今、ある程度のフィルタで手間をかけずに人数を絞っていかざるを得ない。そのフィルタに、学歴や新卒というカテゴリを使用することは、現状、やむを得ないことだろう(特に大量に採用する企業は)。

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