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2010年9月15日 (水)

BookレビューVol42 常見陽平「くたばれ!就職氷河期 就活格差を乗り越えろ」

くたばれ!就職氷河期

くたばれ!就職氷河期

価格:819円(税込、送料別)

常見陽平さんの最新刊。

この方の本はいろいろ読んだけれど、これまでの集大成、という感じになっている。

この書籍のキーワードは「就活断層」という言葉である。

リーマンショック以降、企業の業績が良くない。採用や育成にかける人員も予算も無い。無数に応募されるエントリーシートを読む時間もない。

一方、大学や学部の数が増え、学費さえ払えれば誰でも大学生になれる時代になり、同じ「大学生」でも大きな差が生じている。そして、学生は大企業しか知らないから、応募が大企業に集中する。

これが、企業が採用する大学を絞り一部の優秀な学生に内定が集中する一方で、中小企業には学生が集まらないという、「二重の断層」を生んでいるという。

そもそも、大企業の採用数で大卒全員をまかなえない以上、一定数の学生は、中小企業へ入社するしかない(起業や海外への就職でも良いけれど)。ただし、中小企業に就職するリスクは大きい。

「大企業だってリスクは大きい」というのはこの本でも書かれているけれど、「無差別に大企業に入る」のと、「無差別に中小企業に入る」のでは、やはり中小企業のほうがリスクが大きいと思う。

そのリスクを回避するためには、学生は「企業を見る眼」を養う必要がある気がする。社会人視点で企業を見る眼だ。例えば、営業マンが新規取引先をリサーチするような眼である。

それはきっと、リクナビのページをいくら見ても養えないだろう。

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