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2010年9月23日 (木)

9/23 「卒業後3年間は新卒扱い」という意味不明な動きを考えてみる その2

前回の記事について、t.arakiさんより、コメントをいただいた。

参照:http://essere.cocolog-nifty.com/blog/2010/09/918-658f.html

---以下、コメント---

違う観点から一言。

僕もこの話は笑い話かなんかだと思ってたのだけど、
大学院生にはとてもありがたい話なのではないかな、と思っています。

選んだ研究室がろくでもないところだったり、
研究が立ち行かなくなってドロップアウトすることはままあるし、
そうやって中退するケースを考えると、
卒業後3年ぐらいの猶予があると非常に良いのではないかと思います。

あと、修士課程について言うと、
就活が6カ月以上学生を拘束するので
ろくに研究もせず修士学位をとっていく学生がいることに
僕は少なからず不快感を覚えています。

でもまぁ結局、
決まる人は決まるし、決まらない人は決まらない、
そうなる気がします。

いずれにせよ、新卒信仰を崩して
卒業年度や時期に縛られない、新しい就活の形が求められているわけで、
その一里塚としてはまぁいいんじゃないでしょうか。

--------------

うーん。

大学院を進路に選んだのにドロップアウトした人。

就職したけれど、辞めた人。

1年間就職活動をして決まらなかった人。

そもそも就職活動をしなかった人。

これらの人を、企業が「卒業後3年以内だから」というだけで、「これからスタートの人」と同列に扱うだろうか、というのが根本的に問題になると思う。履歴書(エントリーシート)を見れば、これは一目瞭然なのだ。

「なぜ、大学院を辞めたのですか?」

「なぜ、就職した企業を辞めたのですか?」

「なぜ、1年間就職活動をしても、就職が決まらなかったと思いますか?」

「なぜ、就職活動をしなかったのですか?」

少なくとも、こういった質問に対する答えを用意する必要がある。つまり、「応募できる」というだけで、ハンディは変わらない。(もちろん、t.arakiさんが言及しているような、一部の優秀な人にとっては、大きくチャンスが広がると思うけれど)

それに、企業側(特に毎年数十人以上の人材を必要とする企業)の事情からすれば、「新卒採用という枠」が無くなることはたぶん無い。一番安く、優秀な人材を大量に獲得する方法だからだ。

就職活動というのは、企業の「採用活動」であり、企業戦略なのだから、別に学生のために行っているものではない、という認識が、この一連の動きに欠けている観点ではないかと思う。

そういう意味で、「新卒3年制度」は、企業側から見れば「ただでさえ多い応募が、さらに増える」ことにしかならない、というのが僕の意見。

「新卒以外にも優秀な人間だっている」というのは、大量採用する企業側からすれば、誤差の範囲のチャンスロスでしかないのではないだろうか。

 

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