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2010年4月 2日 (金)

4/2 日本語について考える その3

「数える言葉」について。

実は、たぶん日本人も理解していない。非常に感覚的なもので、論理的に説明ができないと思う。

例えば「箸が1本」というと棒が1つである。「箸が1膳」というと棒は2つになる。では、「膳」とは「ペア(a pair of)」と言う意味か。いやいや、「ご飯が1膳」というと茶碗2つではなくて1つである。「えっと、食べるときに関わるものを数えるときにね…」なんて説明をしようとすると、「味噌汁を1膳」とは言わない。「焼き魚を1膳」とも言わない。これを外国人に説明できるだろうか。

「ホームラン1本」なんて言う。「ホームラン1発」とも言う。「本」とは長いものを数える言葉で、「ホームラン1本」というときは心理的に「ホームランを打ったあとの球の飛んで行く軌道のイメージ」を数えている。それに対して「打った威力」を数えるときは「ホームラン1発」である。けれど、大砲の球は1発とは数えるけれど、1本とは数えない。外国人に「なんで?」と聞かれたら、どう答えたらいいだろうか。

「箱」がある。1箱、2箱と数える。その箱がダンボールで、つぶして平らにしても「1箱」だろうか。それとも「1枚」だろうか。逆にCDがケース=箱に入っていて、箱ごと数えるときも「CD1枚」という。それはなぜか。実は数えているのは中に入っているCDで、ケースは数えていないのだろうか。だとすると、2枚組みのCDケース1つは、1枚だろうか、2枚だろうか。

「紙」は1枚、2枚、と数える。それが10枚くらいになってまとまった冊子になると、1部、2部という。その冊子を構成する紙がもっと増えると、1冊、2冊という。なぜか。どこで変わるのか。

リンゴが1個ある。半分に切る。半分に切ったリンゴは2個か。それともまだ1個か。

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